週刊 三十一歌詞:バックナンバー

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そもそも何故短歌か

 昔から完成形の歌詞のストックは持たない。どっちみち先にメロディがあって、
どういう言葉をのせれば良い歌になるかという作業になるからだ。
ただ、歌詞のアイデアを箇条書きで書き留めてはいた。でも結局歌になっていかないんだよね。

で、あるときそれを短歌風にまとめてみたら、これがすんなり歌になったのね。
多分、定型詩から定型詩という事で頭の回路がつながり安いんだろうと分析してるんだけど。
 それからはアイデアを短歌形式で書き留めておくようにして、それが始まり。

さらに今回新たに詠む中で逆に歌詞を短歌化というのもやってみた。 
 だから31文字にリズム良くまとまっていれば良しとして、57577にはこだわってないし、
ましてや 歌集を買って研究なんかもしてない。まったくもってオレ流。でも良いじゃん、別に。

 

 

3月14日 配信 

十年は無駄だったのか 逢う前と同じくらいに他人となりぬ

〜チャラになるのはあっという間。

 

3月7日 配信 

なにげない言葉が君を救い出す 耳をすませばきっと聞こえる

〜うっかり聞き流してしまうような当たり前の言葉だと思う。

 

2月29日 配信 

人生は繰り返せないと思い知る 忘れた頃に繰り返し知る

〜学ばないからこれをループ。

 

2月22日 配信 

また逢おう また旅をしよう また同じ夢を語ろう いつか必ず

〜「また」という言葉を何度も。

 

2月15日 配信 

幸福は不幸になってわかるもの 実感ないなら幸福なんだ

〜幸福がなんたるか、わかったときには遅いんだ。

 

2月8日 配信 

失ったものを悔やんで生きるより残ったものをちゃんと見てやれ

〜泣いているのに気がつかないのか。

 

2月1日 配信 

こうなって良かったんだと思うけど何かを捨てたような気もする

〜人は何かを捨てながら前に進むんだろうけど。

 

1月25日 配信 

お前がさあ俺に頼ってくれないと俺がお前に頼りにくいじゃん

〜行って来いってやつだよ。

 

1月18日 配信 

セリフのない溜め息だけの物語 起承転結さえもあるのだ

〜それは悲劇の一形態。

 

1月11日 配信 

遊びだが命をかけて遊んでるこれはこれなりサムライなのだ

〜殺されたって遊び続ける。

 

1月4日 配信 

音楽のようにあなたを抱きしめる心の奥まで届けと願う

〜今年もよろしく。

 

12月28日 配信 

六十兆 私を造る細胞がそれぞれ生きる努力をしてる

〜今年も、そして来年も。

 

12月21日 配信 

この場所に金も名誉も置いていく命ひとつで流れていこう

〜ステゴロ勝負で生きていこう。

 

12月14日 配信 

俺が立つ数限りないステージよ たったひとつのステージどもよ

〜過去と未来に向けて、今呼びかけたい。

 

12月7日 配信 

これだけが俺が持ってるぶんぜんぶ すってもいいさお前に賭ける

〜信頼って、そういうことだろ。

 

11月30日 配信 

連れ去ってくれない人と歩いてる坂を下れば右へ左へ

〜一歩一歩がもどかしい。

 

11月23日 配信 

始めから負けとわかってした勝負だから負けても負けた気がしねえ

〜お前も勝った気がしねえはず。

 

11月16日 配信 

記憶する力ってやつもすごいけど忘れる力もまたすごいよな

〜どちらも生きていくために必要な力だね。

 

11月9日 配信 

少しくらい苦労してみりゃいいじゃない何かあったら跳んで行くから

〜見放すわけじゃないんだよ。

 

11月2日 配信 

ないものをいつまでねだっているんだい?足元にほら花が咲いてる

〜あるものを見逃さないように。

 

10月26日 配信 

無限という現象を見たいと思うのだ それは私の美しい欲

〜それはステージに立ち続ける理由。

 

10月19日 配信 

「遠回りしちまったんじゃねえのかな」「同じさ、あわてる旅でもねえし」

〜人生に近道なんかねえよ。

 

10月12日 配信 

カーナビを消してしまえよ行先は魂に聴け夜のドライブ

〜熱にうかされたままで行こう。

 

10月5日 配信 

まだちゃんと話が出来ていた頃にもっともっと…あれとかこれとか

〜あの頃は言葉はいらないと思っていたし。

 

9月28日 配信 

思い出の中のあなたはやさしくて別れたわけを忘れそうです

〜時が経つほどやさしくなっていきます。

 

9月21日 配信 

いつかまた出会える日まで続けようその偶然に驚く日まで

〜知らない場所でそれぞれに続けよう。

 

9月14日 配信 

あの人を見つめるようになってから思想と主義が少し変わった

〜私に限った影響力があなたにあります。

 

9月7日 配信 

なにかしら理由があってやるんじゃないやらない理由がないだけなんだ

〜考えて考えて考え抜いても、ない。

 

8月31日 配信 

どのような形でもいいではないか今は気持ちを示すべきとき

〜いびつでも、でこぼこでも、傷だらけでも。

 

8月24日 配信 

最後まで目をそらさないことにする 負けが見えても目をそらさない

〜負けが放つ美しさをもらさず見る。

 

8月17日 配信 

何事もなかったように朝が来てそっと方向転換をした

〜昨日はすでに過去である。

 

8月10日 配信 

あの人にいい顔をしてこの人にいい顔をして結局悔やむ

〜結局ひとり。

 

8月3日 配信 

想像を絶する距離を乗り越えて星の明かりは地球に着いた

〜あの淡い存在感の深遠なる理由。

 

7月27日 配信 

雑草と呼ばれてるのは今はまだその美しさを気づかれてないから

〜いつか時代が来るかもしれない。来なくてもかまわないが。

 

7月20日 配信 

間違いは全部自分のせいだった こうして海を見てればわかる

〜波が血潮をなだめる。

 

7月13日 配信 

堤防のコンクリートの隙間から生えてる草の名前を知らない

〜知っているのはそのむき出しの生命力。

 

7月6日 配信 

成りたいと願ってるんじゃないんだよ成るとはっきり決めているんだ

〜神はおのれの中に。

 

6月29日 配信 

出遅れた者しか見えない景色にも見所はあるからあせらない

〜見られるものなら何でも見たい。

 

6月22日 配信 

街灯のひとつひとつに目を配る天使がいるとするならばそこ

〜群がる羽虫のその中に。

 

6月15日 配信 

死ぬほどの苦難でなんかあるもんかちょっと離れて見てみるがいい

〜必要なのは鷹の目だ。

 

6月8日 配信 

雨宿りする暇はないする気もない迷うことなくずぶ濡れで行く

〜覚悟を決めるのに1秒もかけない。

 

6月1日 配信 

愛なんだそれでも俺が欲しいのはお前の愛に愛はあるのか?

〜愛の正体がわからないままだが。

 

5月25日 配信 

行く先は群青の空その彼方もうこれ以上教えたくない

〜ついて来れるならついて来て。

 

5月18日 配信 

肩の荷がいつのまにやら増えており知らぬふりなど出来そうもない

〜これを潮時というのか。

 

5月11日 配信 

すれ違うせつなに声を耳にした さほどの縁も大事に大事に

〜すべてのものが構成要素である。

 

5月4日 配信 

晴れ晴れとした顔でまた会いましょう今日のことなど無いことにして

〜悲しみも悔しさも。きっとそれが出来ると思います。

 

4月27日 配信 

好きになるかも知れないと思う時とっくに好きになってるんだね

〜嫌いになるには手遅れなんだね。

 

4月20日 配信 

何もしないでいようと特に決めているわけじゃないけど何もしなーい

〜決めたら何かしたことになるからね。

 

4月13日 配信 

少しずつ何かがわかる少しずつ何かがかわるわかればかわる

〜目を閉じ、耳を塞いでいては何も変わらない。

 

4月6日 配信 

誰一人いない場所にも陽は昇り風が横切りまた陽が沈む

〜夏がゆき、秋がゆき、冬がゆき、そして春。

 

3月30日 配信 

墓場なき野郎どもさあ夜を往け 余熱のような不満を抱いて

〜闇より暗い闇を往け。

 

3月23日 配信 

生きるとはただ息をして心臓が動いてるだけのことではないよ

〜わかってるようでわかってないことのひとつ。

 

3月16日 配信 

朝起きて心の中に丸を描き終日それが歪まぬように

〜丸のまま眠りにつくために。

 

3月9日 配信 

それぞれが「元気出そう」とつぶやいてそれぞれに行く道の中程

〜まだまだ歩ける歩ける。

 

3月2日 配信 

壊さないようにあなたに触りますそのノウハウが僕にあります

〜天賦の才です。

 

2月23日 配信 

少しだけ見えてるものや隠れてるものを探していると楽しい

〜お馴染みの道にそれらはある。

 

2月16日 配信 

さようなら一生分のさようならそうでなければ別れられない

〜さようならとは質で計るのか、それとも量で計るのか。

 

2月9日 配信 

目の前の底なし沼の底目指し息がもつまで潜りっこしよう

〜限界を知るためだけに。

 

2月2日 配信 

泣けばいいとことん泣いて取り乱せそしてとっとと終わりにしてやれ

〜新生の儀式としてそれを。

 

1月26日 配信 

結局ね生きてるってのはチャンスだね生きてりゃ何かできるのだから

〜生きてる限り、ずっとチャンスは続いてるってね。

 

1月19日 配信 

いいか、君。そいつを俺に求めても無駄であるとは思わないかね?

〜無駄なことはやめたらどうだね。

 

1月12日 配信 

関係が良かった頃の約束を祈る気持ちで守り続ける

〜君は気づいちゃいないだろうけど。

 

1月5日 配信 

毎日が道草みたいなもんなのよ 目的地などはなからないさ

〜さほど遠くへ行くわけじゃなし。道草こそが人生よ。

 

1月1日 配信 

俺たちがあの日あの時あの場所で確かに触れた未来の一片

〜どんな手触りだったか、忘れたけれど。

 

12月29日 配信 

これからも一緒に遊んでくれないか思い出だけじゃ満足できない

〜これからがある限り。

 

12月22日 配信 

二つ要る 変だと感じる感性と何故だと考える思考力

〜二つがあれば恐るるに足らず。うまくゆく。

 

12月15日 配信 

触るだろう抱きしめるだろう壊すだろう見ているだけじゃ我慢出来ない

〜本気だからだ。

 

12月8日 配信 

ふわふわと重力なんか無視をする そういう者に私はなりたい

〜重力に逆らって、強引にやるのでは意味がない。

 

12月1日 配信 

いつの日かたったひとつの幸運がすべての不運を吹き飛ばす予定

〜ここまでは予定通りだ。

 

11月24日 配信 

歩きやすい道を選んでばかりだと普通の景色しか見れないよ

〜美しい景色ってのはリスクを犯さなきゃ見れないもんだよ。

 

11月17日 配信 

僕の暗い森へようこそ この次はあなたの暗い海に潜ろう

〜そしてふたりは深くわかりあう。

 

11月10日 配信 

あれなりに火急の件があるのだろうこんな夜更けに鳥が飛んでる

〜たとえ先が見えずとも、飛ぶ。

 

11月3日 配信 

俺たちはどこから見ても不完全 まだやってみるべきことがある

〜あるうちはやめてはいけない。やめるのは冒涜である。

 

10月27日 配信 

あの沈む夕陽は遠いどこやらの昇る朝陽でもあるんだなあ

〜終わりの裏は始まり。

 

10月20日 配信 

そいつはね別の話だまた別のときに話そう今は楽しめ

〜先送りではないよ。今が楽しむべきときだからだよ。

 

10月13日 配信 

音楽が言葉と出会い歌となる 知らない街に行ってみたいね

〜思いがけない言葉が待ってるかもね。

 

10月6日 配信 

一番楽しかった思い出よりも楽しいことが始まる予感

〜集まってくれ。1・2・3・4で始めよう!

 

9月29日 配信 

まだ誰も思いつかない言い方で言わなきゃならないことがあるんだ

〜起きている間、ずっと考えてるんだ。夢の中でも考えてるんだ。

 

9月22日 配信 

ちょっとだけ遠ざかったのかもしれない 失ったとは思ってないよ

〜一時的にだよ。また近づくよ。

 

9月15日 配信 

誰がこの国を壊しているのだろう(誰かのせいにしようとしてる)

〜背負うべきものは等しくあるのだ。

 

9月8日 配信 

こうなってしまってからの独り言 当たり外れは世の常である

〜せめて負け惜しみに聞こえませんように。

 

9月1日 配信 

欠点をひとつ余さず持越して さて翌朝だ這い出さなくちゃ

〜いつのまにか欠点がなくなってることって、ほぼないよね。

 

8月25日 配信 

この俺が殺さないから部屋の中 ハエトリグモが安らいでいる

〜わずかだが通じ合っている。

 

8月18日 配信 

いたずらなピアノが夜を飛び回る 目を開けている子供を探す

〜熱帯夜。せめて陽が落ちたら涼しくなってくれればいいのに。

 

8月11日 配信 

見た事を誰彼なしに触れ回る もう慣れたけど盛るのはやめろ

〜良い奴なんだけどね、お前ってば。

 

8月4日 配信 

汚し合うゲームが流行る遊び場で女神の首が折れた瞬間

〜それが21世紀。あの頃、想いをはせた未来。

 

7月28日 配信 

ついばんだり糞をたれたり元気だ 馬に生まれてみてもよかった

〜生まれてみなきゃわからないけど。

 

7月21日 配信 

山奥の人っ子一人いない場所 かまわず花は咲いているのだ

〜泰然として。

 

7月14日 配信 

がむしゃらで一所懸命というよりは依存しているだけじゃないのか

〜だから美しく見えないんだな。

 

7月7日 配信 

「さようなら」夕陽に照らされつぶやいた誰ともなしに何ともなしに

〜思いの外から、ふと口をついて出た言葉はそれであった。

 

6月30日 配信 

ひとつだけ本当のことを混ぜてみた気づいてくれたらうれしいけれど

〜わりとわかりやすいと思います。ちゃんと向き合ってくれたなら。

 

6月23日 配信 

我々が心と呼んでいるものが双方向に発信受信

〜複雑な、そして最も大事な機能として。

 

6月16日 配信 

愛してる人に愛されないというごくありがちなこの不幸せ

〜だが、ありがちだから耐えられるというわけではない。

 

6月9日 配信 

ほら君が楽しそうにしてるから君の影まで楽しそうだよ

〜楽しいの倍付けだね。

 

6月2日 配信 

赤は白じゃないし青も白じゃない でも赤と青は同じじゃない

〜「じゃない」で括るな。狭くなるから。

 

5月26日 配信 

今日の午後涙こぼさず泣きましたそばにいたのに知らないでしょう?

〜それをわかるくらいならそもそも泣いていませんし。

 

5月19日 配信 

日常を旅人の目で見てごらん隠れたドラマが浮かび上がるよ

〜見飽きた、つまらないものが面白くなる。面白いなあ。

 

5月12日 配信 

死ぬまでの長い時間を潰すため悩みを見つけて悩んでる人

〜生きる糧ならそれでもいいけど。

 

5月5日 配信 

大人しか出来ない事を子供しか出来ない事をそれぞれにやれ

〜大人でも出来る事を、子供でも出来る事をわざわざやらなくてよろしい。

 

4月28日 配信 

望むなら入口までは連れて行こう そこから先は自分で進め

〜出口はないかもしれない。その覚悟があるのならば。

 

4月21日 配信 

熱を持つ血潮のような赤だから沈む夕日を手に受けてみた

〜夕陽はこの素晴らしき世界の血潮である。

 

4月14日 配信 

今日はただ手足を丸め床につく 亀も甲羅にこもるじゃないか

〜朝にはそっと手足を出してみるから。

 

4月7日 配信 

「どこへ行くつもり?」
「わかんない。けど、きっとどこかできれいな花を咲かせる」

〜見ることはないかもしれないけどね、想像してね。

 

3月31日 配信 

僕たちは出逢った頃に戻ろうときらきら光るものを探した

〜たくさんあったのに、今は探さなければ見つからない。

 

3月24日 配信 

僕たちのはじけるような思いつき 今日でもいいよ今日にしようよ

〜思いつきだもの、たぶん明日にはしぼんでるから。

 

3月17日 配信 

誰一人見ていなくても続けよう 次のチャンスがやって来るまで

〜誰かのためにやるんじゃないし。

 

3月10日 配信 

その甘い考えでいい しがみつき とにかく河を渡ってしまえ

〜迷ううちに恐れがやって来るのだから。

 

3月3日 配信 

暗ければ暗いほど小さい光がよく見えるのだ 闇にいる人

〜闇よ、ありがとう。

 

2月24日 配信 

傷ついた心を売りにしていると無理して傷つくようになります

〜手段と目的、この二つは混同しやすいのです。

 

2月17日 配信 

あと少し若葉の頃が長ければ始まったはずの恋があった

〜冬にこそ思う。

 

2月10日 配信 

パンくずを落として来たのに帰れない 都会の鳥は貪欲だから

〜帰れると思って来たわけでもないけれど。

 

2月3日 配信 

一歩ごと飛べるんじゃないかと思うほど軽い心であなたの元へ

〜トントントーンと、空へ。

 

1月27日 配信 

人生はジャンケンなのかも知れないね 弱いは強い 強いは弱い

〜絶対的強さもなければ、絶対的弱さもない。

 

1月20日 配信 

留まって流れないから悩むのだ明日のことはあさって思え

〜今日を生きれば明日は来る。

 

1月13日 配信 

行先は確かなものじゃないけれど行きたいと思う方向はある

〜大まかでよい。決めて、行く。

 

1月6日 配信 

神様に頼らなくてもいつの日かかなえてみせる私の願い

〜私は私にお賽銭をあげます。

 

1月1日 配信 

それはそれ、これはこれです、人生は。また新しい年が来ました。

〜とにかく年が明けました。

 

12月30日 配信 

成功であれ失敗であれ そこで終わりじゃないから まだ続くから

〜結果じゃないから。通過点だから。

 

12月23日 配信 

天からのお告げを君に伝えます「それは自分で決めればいいじゃん」

〜聖なる夜に。

 

12月16日 配信 

方向は、なんなら後ろでもいいさ。ここで止まるな、とにかく動け。

〜止まれば終わり。終わらなければなんとかできる。

 

12月9日 配信 

本当は失くしていない情熱を失くしたようなふりをするなよ

〜クールは美徳じゃないからな。

 

12月2日 配信 

あれはそう結局あれで良かったと考えながら水辺を歩く

〜「良かった」に落ち着く道筋しか考えない。

 

11月25日 配信 

お日様がぜんぶ見抜いてくれたから弱くてもろい歌を作った

〜夜までには壊れるかもしれない。

 

11月18日 配信 

ひとすじの涙とともに目をさます やさしい人が泣いていた夢

〜泣いてた理由は思い出せない、ことにしておく。

 

11月11日 配信 

後悔はするさ どっちを選んでも だが言い訳はしない 死んでも

〜意地なのか、見栄なのか、散るべし。

 

11月4日 配信 

僕だけが僕らは似てると思ってた とことん似てるはずだったのに

〜そんな考え方をする人だったのか、する人になったのか。

 

10月28日 配信 

飽きたのに遊ばないのに捨てられぬ おもちゃのような夢持て余す

〜ましてや誰かにあげるものでもないし。

 

10月21日 配信 

楽しいと思えることをやりなさい 生きるというのはそういうことです

〜ごくシンプルに言ってみた。

 

10月14日 配信 

しくじったお前のことが愛おしい落下地点で待っているから

〜この俺も落下地点をほぼ正確に知っている者だ。

 

10月7日 配信 

そのときに一番近くにいる人を一番好きでいようと思う

〜思い出の中の人は美化されてるのだし。

 

9月30日 配信 

不安とはまだ決心をしていないゆえに感じるものであるから

〜決心した「つもり」どまりだからだ。

 

9月23日 配信 

やれやれとやらない君を見て言うぞやれやれやれとやるまで言うぞ

〜俺が作った「やれやれのうた」

 

9月16日 配信 

今があるこれからがあるそれだけで充分なのだ晴れ晴れとせよ

〜晴れ晴れと笑い、晴れ晴れと歌い、晴れ晴れと生きよ。

 

9月9日 配信 

君がした思いもよらぬ決断でいまや二人は別々の場所

〜何度検証しなおしても予測不可能。

 

9月2日 配信 

あしからずあしたのあしはしのびあし あしらいながらにげていくあし

〜それでもあしたへあしがため。

 

8月26日 配信 

あの人のあの瞬間のあの顔を覚えていようあの良さだけを

〜今はもう逢えない人なのだから。

 

8月19日 配信 

ひっそりと都会の上に月が出てネオンの光に負けてしまった

〜ああ、月を忘れた人類よ。

 

8月12日 配信 

存在の中心点から暖かいそして優しい熱を出す人

〜そういう人になりたい。そういう人に出逢いたい。

 

8月5日 配信 

しあわせがどういうものかなんなのか自分で決めてしあわせになれ

〜しあわせにハウツー本はありませんよ。

 

7月29日 配信 

鳥達が空から聴けば言葉など所詮は1つの音に過ぎない

〜ガチャガチャ、ブーブー、ワサワサ、ピーピー。

 

7月22日 配信 

あなたにはあなたでさえも気づかないあなただけしかないものがある

〜それが何か、探さなくてもいい。あることだけを知っていれば。

 

7月15日 配信 

「できるだけ微笑んでいてこれからも」君と最後の約束をした

〜できるだけ守るから、できるだけ守って下さい。

 

7月8日 配信 

誰にでも苦しいときに口ずさむ優しい歌があるのだろうね

〜たとえそれがとんちんかんな歌であっても。優しいのだろうね。

 

7月1日 配信 

花はただ生きたいと願うだけであり その懸命さが美しいのだ

〜美しさを目指したわけでなく。

 

6月24日 配信 

大河とはならない涙ではあるが梅雨の小川のように涸れない

〜細く長い悲しみの果てにあるものとは。

 

6月17日 配信 

それはもう日差しのような温もりで冷えた心を抱いてもらった

〜うららかに。おおらかに。

 

6月10日 配信 

もしそこに光が無いとするならば君が光を発すればよい

〜わかってみれば、なんという簡単な答え!

 

6月3日 配信 

楽しいという在り方を伝えたい影響力をもっと持ちたい

〜それについては死ぬまで欲深くありたい。

 

5月27日 配信 

音楽となってあなたの心中へ 迷路の奥までやすやすと行く

〜秘密の箱まで開けてみせよう。

 

5月20日 配信 

トラブルに解決策などありゃしねえ あるのは前に進む気迫だ

〜進め。解決できないならいっそ通り抜けろ。

 

5月13日 配信 

生きてると自信を持って言えるのか 存在してるだけじゃないのか

〜昨日よりましな今日、それを毎日。

 

5月6日 配信 

自由には香りがあると知った夜 君の姿は月の曲線

〜そして自由には毒もある。

 

4月29日 配信 

川縁のまあるい石をほおに当て太陽のした仕事を確認

〜小さくて大きな仕事。

 

4月22日 配信 

忘れたいことがしぶとく胸の奥 急に色づくことすらあるよ

〜忘れたいからこそ忘れられないという。

 

4月15日 配信 

音楽はぜんぶ許してくれるから涙がこぼれ落ちるのですよ

〜つかの間の許しであってもね。かまわないじゃない。

 

4月8日 配信 

やめときなバカの相手をするんじゃないバカが二人になるだけだから

〜そこに俺が間に入ったら、バカが3人になるだろ。

 

4月1日 配信 

君の背を押すことまではできるけど どうなることかそれはわからん

〜そりゃそうだ。自分の責任。でも望むなら押してやるよ。

 

3月25日 配信 

思い出となってようやく幸せを実感できる過去形として

〜現在進行形で幸せを感じることが、なぜこんなにも難しいのか。

 

3月18日 配信 

いつかしたあの約束を忘れない君の知らないところで守る

〜あの小さな約束が、いまや習慣となって。

 

3月11日 配信 

風向きを確かめるよう首を出し がっかりしてはまた引っ込める

〜でも、懲りない。

 

3月4日 配信 

閉ざされたその空間の外側を世界と呼ぶのだ飛び出して見よ

〜内側だけが世界だと信じたいのかも知れないが。

 

2月25日 配信 

有るなんて思ってもない念力を使いたくなる場面でござる

〜信じてもいない神様に願うように。

 

2月18日 配信 

かなわない願いをぴょんと跳び越えていくぞ夢にも見ない世界へ

〜くじけるな。どこまでも欲張ってやれ。

 

2月11日 配信 

届かないものだと知ってしまっても延ばしたこの手を下ろせずにいる

〜下ろしたときが終わりだからだ。

 

2月4日 配信 

この次は何かいいことあるんだろう こんなハズレを引いた次には

〜そうであるならば、このハズレを引き取ろう。

 

1月28日 配信 

初めから持ってないのさ何ひとつ 失くすも何も持ってないのさ

〜裸で生まれてきたんだぜ。

 

1月21日 配信 

面倒くせえ!細かいことはもう言うな まとめてでかい一個にしろよ

〜一個だろ。さっきから言ってるのは。

 

1月14日 配信 

なぐさめは言わないけれど一緒にね君が落としたものを拾うよ

〜言葉じゃないと思うから。

 

1月7日 配信 

無いものは無いままでよい屋根の下生きてる俺と生きてるお前

〜有るものの価値を見つめて今日を過ごそう。

 

12月31日 配信 

来年もまた美しく咲くだろう散れば終わりじゃないのであるよ

〜しつこくしつこく咲くのであるよ。

 

12月24日 配信 

嘘でしか伝えられないことがある本当のことほどたぶんそうだよ

〜だから、今夜は嘘に身をゆだねてみようよ。

 

12月17日 配信 

ミツバチがミツを集めているように意味を集めて生きております

〜無意味という意味であっても。

 

12月10日 配信 

バラに問う「たまにはバラじゃない花を咲かせたいとは思わないのか」

〜そうか、思わないか。お前はそれでよし!

 

12月3日 配信 

うっかりと街灯下を通り過ぎ倦怠感が照らし出された

〜せっかく夜が隠してくれていたものを。

 

11月26日 配信 

欲しかったハッピーエンドが見つかるさ一番高い航路を飛べよ

〜ほら、わかるか?これが上昇気流というものだ。

 

11月19日 配信 

僕たちは一緒に歩くべきなのになんで君だけ早足なんだ

〜僕が遅いわけじゃないだろ。

 

11月12日 配信 

そうなのだ 狙いがはずれたんじゃなく そもそも的が違ってたんだ

〜誤りが大き過ぎて見えないこともある。

 

11月5日 配信 

つないでた手の感触が消えてゆく 見えないくらい遠くへ行った

〜どんだけ遠いか。もう見えないのだからそれさえわからない。

 

10月29日 配信 

微笑みを一度交わしただけの恋 いつの日かまたすれ違おうね

〜一瞬で始まり終わる。短くても恋は恋。

 

10月22日 配信 

せつなくて胸が苦しくなるでしょう 遠いあの日の歌なのだから

〜あなたの思わぬタイミングで歌いますから。

 

10月15日 配信 

その花を散らしてもいい突っ走れ 捨てなきゃいけないときもあるんだ

〜いつもじゃなくていい。ここだというとき、何かを犠牲にすること。

 

10月8日 配信 

また同じことでくよくよ悩んでら 早く飽きてしまえばいいのに

〜励ます方が飽きてしまうよ。

 

10月1日 配信 

何ひとつわかってないと知ることだわかったふりもつもりもやめろ

〜思い上がりからひとつ降りることから始める。

 

9月24日 配信 

思い出という言い方で片づける終わったことのように振るまう

〜本当はまだうずく傷なのに。

 

9月17日 配信 

そばにいよう必要ならば手を貸すし必要なけりゃ黙って見てる

〜そばにいることだけは決めていよう。

 

9月10日 配信 

自らに火を点けるのは自らの手によらなけりゃならないのです

〜火を点ける準備くらいは手伝えますが。

 

9月3日 配信 

幸せは比べるものではないのだし 比べだしたら不幸になるし

〜脇見をしなことです。

 

8月27日 配信 

「この夏も二度とないね」と言いました 線香花火の明かりの中で

〜全ての夏が二度となくて、二度とない夏を幾つも重ねて。

 

8月20日 配信 

でも霧が晴れたらきっとお日様はまた輝きを取り戻すはず

〜だから絶望するにはまだ早いと思うんです。

 

8月13日 配信 

しっかりと見ておけ これがどん底の景色だ いつか懐かしく想う

〜いつか笑い話にしてしまおうぜ。

 

8月6日 配信 

大丈夫だと決め込んでやるしかねえ「大丈夫?」って今さら訊くな

〜楽観じゃないんだ。決め込んでるんだ。

 

7月30日 配信 

何も無いところじゃ何も生まれない何でもいいさ無いよりはまし

〜あるんだろ。良かったじゃないか。

 

7月23日 配信 

軽やかに体を揺らし動き出せ 太陽、娯楽、太陽、娯楽

〜夏が来た。せっかくだからはしゃいでみる。

 

7月16日 配信 

土手に立つ ゆっくりと目を閉じてみる 風の唄ならたくさん書ける

〜風の供給力たるや底知れないね。

 

7月9日 配信 

爆弾でふっとばされるわけじゃなしあんな野郎の何を恐れる?

〜そう、死ぬほどのことじゃないんだし。

 

7月2日 配信 

戻るなり先に行くなりすれば良い道はいつでもつながってるのだ

〜道なき道も来た道とつながってるのだ。

 

6月25日 配信 

置く場所を右か左か迷ってるいずれ誰かが動かすにしろ

〜なにもかもが暫定である。暫定にこだわりながら生きるのだ。

 

6月18日 配信 

干上がった大地の恐るべき匂い これがお前の残り香なのか

〜息吹のない、果てしのない場所に取り残されてしまった。

 

6月11日 配信 

積み上げた嘘の一つを打ち明けようジェンガのように恐る恐ると

〜すべてが崩れる嘘かも知れない。持ちこたえるのかも知れない。

 

6月4日 配信 

わたくしがわたくしを捨て舞い上がり右往左往のわたくしを見る

〜あせってるのに魂は浮遊する。

 

5月28日 配信 

「何々のために」がいつか「何々のせいで」に代わり次なる廃墟

〜その境目はどこであったか。

 

5月21日 配信 

簡単な答えを見つけようとして間違いばかり犯してしまう

〜楽なところに答えはないんだ。

 

5月14日 配信 

人間はこのようにして哀しみを美に変えるのだマイナーコード

〜哀しみもまた人間のもの。

 

5月7日 配信 

この場所に長く滞在するつもり 番地はないが青空はある

〜命ひとつで暮らしてみよう。

 

4月30日 配信 

何よりも君が求めるものこそを人に与えてみればいいのだ

〜貰えることばかりを期待してるのではなく。

 

4月23日 配信 

起きたとき今日は残りの人生の初めの日だと思い起こせよ

〜限られた日々をお大事に。

 

4月16日 配信 

心とか気持ちとかそういうものが人のすべてを決めているのだ

〜だから人は不確かなのだ。面白いのだ。

 

4月9日 配信 

うまくいかないことなんか山とある山とあっても不思議じゃないさ

〜うまくいかないことにこだわりすぎてちゃだめだ。

 

4月2日 配信 

故郷の太陽でしか照らせないものがありますここにあります

〜忘れてたことにも気づかないくらい忘れてました。

 

3月26日 配信 

生き残るためにこの場にいるんだとわかった上で口を開けよ

〜その前提でものを言え。でなければ黙れ。

 

3月19日 配信 

キャスターが雨だと言って晴れた日に僕の心の中だけは雨

〜予報通り。その通り。

 

3月12日 配信 

この音と言葉を刻み込んで行け生死を分ける瞬間のため

〜そのとき心の中でかき鳴らせ。

 

3月5日 配信 

来たことがあり他に行くあてがない者達以外来ない店にて

〜その小さな宇宙にて。

 

2月27日 配信 

金がある方がいいけど無きゃ無いでなんとかするけど
                     ゼロじゃあ無理

〜金ってものはその程度のもの。

 

2月20日 配信 

マイナスをプラスに変える能力が君にもあると知っていたかい?

〜特殊能力ではない。デフォルト能力として。

 

2月13日 配信 

心とは違う言葉を口にして世界が急に色あせました

〜皮肉であることがかっこいいと思っていたせいです。

 

2月6日 配信 

ちゃんとした答えが欲しいならちゃんとした質問を考えてみろ

〜質問とは本質的に横暴であるということを踏まえよ。

 

1月30日 配信 

最後にはすべてがわかる時が来る「なるほどねえ」と思う時がね

〜どうぞその日を楽しみに。

 

1月23日 配信 

屁のようなお前ごときが勝てたのはこの俺様が負けたおかげだ

〜敗者がいるから勝者がいる。この当たり前のことを覚えとけ。

 

1月16日 配信 

俺が聴いたのは単なる声だった残念ながら歌じゃなかった

〜声と歌とを分けるもの。それを考え、一生を過ごす。

 

1月9日 配信 

思い出にするから少し美しく話を変えた ばれないように

〜少しずつ少しずつ美しくする。思い出だから。

 

1月2日 配信 

夢を持つ希望を持つということは断言しないがたぶんいいこと

〜今年もよろしく。

 

12月26日 配信 

過ぎ去ってようやくわかることばかり今を生きろと君は言うけど

〜また一年が過ぎ去ってゆく。

 

12月19日 配信 

くだらないお喋りでいいもう一度お前の声を聞かせて欲しい

〜失ってわかる。声に、ただその響きに救われていたことに。

 

12月12日 配信 

時として知性の檻の中からじゃ見えないこともあるのだ。自由に!

〜知性の限界をも知るべし。

 

12月5日 配信 

転がって来た幸運は大き過ぎ持て余すうち転がり逃げる

〜幸運慣れしてないのでね。びっくりします。

 

11月28日 配信 

悲しみに耐える準備をしています 今度はうまくやれると思う

〜何度も失敗しましたが、今度こそはと期してます。

 

11月21日 配信 

ヴォリュームをしぼりたくなる日が来たら
身の振り方を決めればいいさ

〜まだまだ先の話でございます。

 

11月14日 配信 

病的にすべてが白い世界にてその巻き毛だけ美しい黒

〜無菌世界のおそろしさ。黒一筋にすがる望み。

 

11月7日 配信 

微笑んで歌おうとせぬくらいならいっそ黙っていてくれないか

〜責めはしないが、水をさすなよ。

 

10月31日 配信 

打ち勝てとあえて言わないようにするしかし負けるな五分に持ち込め

〜通算にして五分でも可。

 

10月24日 配信 

捕らえられ囲まれ仕え毒されてメトロポリスの地虫のごとし

〜ただ這い回るうち一生を終えるのか。

 

10月17日 配信 

それなりのワケがあるんだ それなりの待ち続けたりしないでくれよ

〜そのわけを察して、もう待たないでくれ。

 

10月10日 配信 

それなりのわけがあるはずそれなりの待たされてるのにはそれなりの

〜そのわけを察して、いつまでも待つ。

 

10月3日 配信 

原因は失敗をしたことじゃなくそれを引きずる気持ちにあるよ

〜失敗はするものだからね。失敗そのものは大したことじゃない。

 

9月26日 配信 

あまりにも多くを安売りしたせいで 自由世界は不自由である

〜安いって、本当に嬉しいことなのだろうか。

 

9月19日 配信 

理想論をすべて否定するなんて現実の思うつぼじゃねえか

〜現実論で誉められたいか。現実のしもべとして。

 

9月12日 配信 

はなっから逆を目指していたのかな やればやるほど離れるようだ

〜かといって、やらなければ近づけるというものでもないし。

 

9月5日 配信 

まだ先のさよならのことを考えて行動するのはやめにしましょう

〜時々黙る。時々目が哀しい。笑顔が遠い。

 

8月29日 配信 

恋は悪いものじゃないとみんな言う 行きつく先も知らないくせに

〜たとえ地獄に堕ちたとしても、悪いものじゃないのかな。

 

8月22日 配信 

いや実は愛とはどんな感情か 自信をもって言えないんです

〜わかったふりをするのだが、腹をすえたわかったふりではある。

 

8月15日 配信 

ガキどもよ!一花咲かす日のためにインタビューをシミュレートせよ

〜脳内で。毎晩寝る前に。語れ。

 

8月8日 配信 

屈辱の泥にまみれて倒れても俺のものだというものを取れ

〜俺だけが見ることのできる輝き。

 

8月1日 配信 

みんな来いもっとブギーで踊ろうぜインテリジェンスを床に落として

〜馬鹿みたいってやつが好き。

 

7月25日 配信 

ようやっとお前の謎を解いたのに天国から降りて来やしない

〜あれはそういうことだったんだと、今気づく。

 

7月18日 配信 

君は手のほどこしようがなかったと言うけどずっと消えてたじゃない

〜結果のところだけ現れて、論評だけして、また消える。

 

7月11日 配信 

早過ぎるペースに追いつけない人は周回遅れで並べばいいさ

〜周回遅れの度に何度も並べるのだ。素敵じゃないか。

 

7月4日 配信 

ふるさとを愛だけで語れるようになってしまった こんなに離れた

〜憎悪より前に近親でなくなったのだろう。いつのまにか。

 

6月27日 配信 

一週間かせいぜいが二週間 花が日照りに耐えられるのは

〜だから枯れる前に再び。

 

6月20日 配信 

花が日照りに耐えられる程度には君の不在に耐えてみせよう

〜だからどこへでも行けばいい。

 

6月13日 配信 

聞けよ聞けまずは素直に聞いてみろ お前の意見はそれから述べよ

〜試しに聞いてみな。それでもう意見を述べる必要がないときもあるやも知れない。

 

6月6日 配信 

さすらいと変化を愛し生きている それを世間じゃ気まぐれと呼ぶ

〜飽きっぽいわけじゃないんだよ。

 

5月30日 配信 

この街に自由があるとするならばうまくずらかる事くらいだぜ

〜ケツをまくるのもひとつの勝ち筋なんだ。

 

5月23日 配信 

お前のミッションは何だ。言ってみろ。わかってるならただそれを成せ

〜口にしてみる。やれそうな気がする。

 

5月16日 配信 

変哲もない月だけどあの月は二人が苦く思い出す月

〜苦いありがとうと苦いさようならとともに。

 

5月9日 配信 

父さんに見えない鳥に導かれ母さんに見えない花を摘む

〜やがて独りで立つ場所へ。

 

5月2日 配信 

たくさんのしてはいけないことをしたすこしはしたいこともしたけど

〜だけど後悔はいない。きりがないから。

 

4月25日 配信 

「待ち伏せに負けない力」と書いてやろう 肌身離さずお守りとせよ

〜不運ってやつはいつも待ち伏せ攻撃だよな。

 

4月18日 配信 

きゅうくつを感じてしまう程度だろ大したもんじゃないと思うよ

〜むしろ飛び出した方が早いんじゃないか。

 

4月11日 配信 

その問いの答えは星の数ほどでどれをとっても正解じゃなくて

〜その時の気分で答えてはみるが。

 

4月4日 配信 

月は今沈む 帰るさ必ず 方向を持つものはそれだけ

〜曖昧な俺のただひとつの動機付け。

 

3月28日 配信 

美しいものは人種や国境や時間さえ越えていきますから

〜真に美しいものは多くない。しかし強い。

 

3月21日 配信 

「じゃあまた」と小さく手を挙げ振り向くな
これより他の幕切れはなし

〜長いエンドロールはいらない。終の一文字でよし。

 

3月14日 配信 

置き去りにしたところまで引き返し お前のガッツを拾って来いや

〜思い出せ。やりなおせ。まだ終わっちゃいないから。

 

3月7日 配信 

俺もまた選ばれない者の一人 むしろそいつを誇りに思う

〜その他大勢だからこそ見えるものもある。

 

2月28日 配信 

ヴォリュームを上げろ世界に届くまで誰もが無視できなくなるまで

〜世界の鼓膜を破ってしまえ。

 

2月21日 配信 

情報はあった手段も持っていた その気があれば完璧だった

〜結局のところ「気」がすべてを決めるのだろう。

 

2月14日 配信 

瞬間は永遠なりと仮定してラブソングでも作ってみるかな

〜勘違いこそが愛を支える。

 

2月7日 配信 

飢えた獣にしか逢わなかったから彼女はそうと知らずに蒼く

〜蒼=くすんだあお色や血の気のないあお色。

 

1月31日 配信 

ブルースはずきずき痛む胸病い 話せよ何もかも打ち明けろ

〜聞いてやる。そして静かに涙を流してやる。

 

1月24日 配信 

約束があるふりをして忙しく歩きたくなる夕暮れだった

〜心の中の寂しさに気づいてしまう寒い夕暮れ。

 

1月17日 配信 

M-A-N 一人前の男だぜ やらせてくれの重みが違う

〜男の基本はマディ・ウォーターズ。

 

1月10日 配信 

本当は逃げたい俺が地獄まで志とやらを連れて行くのだ

〜かっこよくはない。ただ意地はってるだけなのさ。

 

1月3日 配信 

ようこれはなんの騒ぎだパーティーか?
スイッチ入れていいか?入れるぞ

〜今年も騒ぐぞ。

 

1月1日 配信 

しあわせのかたちはそれぞれ違います さあそれぞれにそれに気づいて

〜それぞれに、よい年でありますように。

 

12月27日 配信 

生きているこの場所について考えるなんで今までしなかったのか

〜遠く見果てぬ場所のことばかり考えていた。

 

12月20日 配信 

原因はわからない知りたくもない 心の準備が出来ていない

〜数年後に「実はあのとき」と教えてくれればよい。

 

12月13日 配信 

そういえばルールがあったはずだよね 誰も勝てないゲームは続く

〜これって実は全員負けてるんじゃないのか。

 

12月6日 配信 

匿名の冷めた笑いにぶっ放すガトリン銃の油の匂い

〜傍観者には用はねえ。消えろ。

 

11月29日 配信 

テンポ良く足音だけが響く列 地図を見るより楽?終わっちまえ

〜楽なら何でもいいのか。はずれろ、もしくは乱せ。

 

11月22日 配信 

勇気とはここで死ぬことではなくて恥をしのんで生き延びること

〜あがいて、もがいて、嘲笑に耐えて。

 

11月15日 配信 

お前らに言いたいことが3つある
やれ、もっとやれ、とことんやれ、だ!

〜それが俺の三か条。守れ。

 

11月8日 配信 

全霊でロックの神に感謝する ステージというチャンスに対し

〜今日もチャンスをものにした。ありがとう。

 

11月1日 配信 

特別と思えばぜんぶ特別だ あれも特別これも特別

〜特別だらけで贅沢な人生。

 

10月25日 配信 

悪いけど説明してるヒマはない 面白過ぎて忙しいんだ

〜こっちに来ればわかるさ。

 

10月18日 配信 

なあ青い空よ俺にはかまわずに彼女の窓に届いてやれよ

〜でなきゃ、無駄に青いって話だぜ。

 

10月11日 配信 

可能性=社会の屑の耳元でトテチテラッパ立ち直れ屑

〜いつまでも吹き続けてやるぜ。うるさいか。じゃあ立ち直れ。

 

10月4日 配信 

めんどくせえ あーめんどくせえめんどくせえ
泣くなお前はティッシュ取り過ぎ

〜くだらねえ泣き言でティッシュ使うな。ティッシュ返せ。

 

9月27日 配信 

泣く人を架空の園に連れ出してなぐさめるのは俺のミッション

〜そしてそれを確実にこなす。

 

9月20日 配信 

カナリアを殺した偽の予言者が暗い未来を積極的に

〜それでもあなたは希望を歌え。細い細い声で。

 

9月13日 配信 

ジューシーな出来事なんかなかったなあ あってせいぜい干し柿ひとつ

〜そんなポップな歌は歌えないな。聴くだけで照れるよ。

 

9月6日 配信 

そんな馬鹿な冗談言うな それだけはまだ冗談にしないでくれよ

〜そっとガーゼをかけておこうよ。

 

8月30日 配信 

責めちゃだめ たぶん私もそうしたしあなたもそうしたかもしれないし

〜結果論より、その先のこと。

 

8月23日 配信 

あの人が困ったような顔をして恋は終わった もはやこれまで

〜もう何も言えなくなっちゃったじゃない。

 

8月16日 配信 

足りなけりゃ足りないことに気を病んで足りたらなくすまいと気を病む

〜同じことだ。気を病むな。

 

8月9日 配信 

もしそれに答えがあるとするならば一つではなく何千何万

〜無いに等しい何千何万。「全て正解」なのか「正解は無い」なのか。

 

8月2日 配信 

抱き合って黙っていれば夜は青 ふたりは無名とことん無名

〜歴史から落ちこぼれて。

 

7月26日 配信 

甘えるな世界はベビーベッドじゃない泣いたらママが来ると思うな

〜寝て待つな。立て。

 

7月19日 配信 

何であれ「当日」というものはみな思ったよりも早く来るのだ

〜年中「もう…」って言ってるな。

 

7月12日 配信 

確実に何かをなくしてしまったな それが何だかわからないまま

〜ここに何かがあったはずなんだ。

 

7月5日 配信 

しあわせな人であるにはあるために誰かをあてにしないことです

〜依存してないか。共存せよ。

 

6月28日 配信 

ひんやりとした夜の空気を吸い ひとりすべての外側に立つ

〜すべてを外側から見る。一度見てみる。

 

6月21日 配信 

まだ何も始まってさえいないのに終わったような顔をするなよ

〜始まったつもりでいたのか。あんなもんで。

 

6月14日 配信 

愚か者死すべし。俺よ、俺よ、またやっちまったなあ。月に涙。

〜観月橋の真ん中にて。

 

6月7日 配信 

鏡には映りはしないものですが歌は私の一部ですから

〜そうしてまた一つ歳をとりました。

 

5月31日 配信 

たくさんの口がつまらんことばかり言うので少し飽きはじめている

〜けっこう我慢したんだがね。

 

5月24日 配信 

女たちが熟れたトマトを売っている 俺の分まで残しちゃくれぬ

〜トマトのブルース。例の3コードでどうぞ。

 

5月17日 配信 

今日もまた哀歌を求める者がいる 行くことも去ることも出来ずに

〜哀歌を歌わなければ、哀歌を聴かなければ、渡れぬ河もあるのだ。

 

5月10日 配信 

おいお前、自分のサイズが共通のサイズであると思ってないか?

〜人はそれぞれのサイズで生きてるんだ。

 

5月3日 配信 

ヒーローとなって空飛べ子供たち 反対側へ突き抜けるまで

〜飛ぶのならとことんな。半端な覚悟で飛ぶなよ。ヒーローだろ。

 

4月26日 配信 

痛い夜 よく似たふたりの似たところよく似たヘマをやってきたのさ

〜だから言葉のいらない関係なのさ。

 

4月19日 配信 

いよいよの時はあぶくになればよい 一度きりしか見られない夢

〜見れるうちに見ておこうよ。夢を。

 

4月12日 配信 

何であれ始めることが難しい 結局そこが山かも知れない

〜つまり始めてしまいさえすれば、もはや山は越えたといえよう。

 

4月5日 配信 

見たなかで最も赤い夕暮れをひとりで守りひとりで伝え

〜表現活動の根幹とは、そういうことかも知れない。

 

3月29日 配信 

今日は愛明日は世界に生きるため 一緒になって泣く暇はない

〜冷たいわけではないんだ。むしろこっちに来ないか?

 

3月22日 配信 

救われぬ場所に残したメッセージ 指の先を傷つけて書いた

〜いつか誰かが読むだろう。ほんの少しでも支えになることを願って書いた。

 

3月15日 配信 

小が小、大が大とは限らない 見え方なんて気の持ちようさ

〜小さいとか、大きいとか、そこで終わっちゃもったいないよ。

 

3月8日 配信 

歌なんて心身削って歌わなきゃ よく出来た嘘でしかないから

〜あるいはたわごとでしかないから。一所懸命やってます。

 

3月1日 配信 

「みーつけた」夜中にひとりかくれんぼこんなところにいたのか俺は

〜「もういいよ」っていつ言ったっけな。忘れるくらい長く隠れた。

 

2月22日 配信 

揺れて揺れて取り乱して揺れてみな 耐え忍ぶのは美徳じゃないぜ

〜とことん揺れて、とっととそれを終わらせろ。

 

2月15日 配信 

今のうちにはっきり言った方がいい 後になったら意味もないから

〜本当はこう思ってたって、後から言われてもな。じゃあ言えよ、あのときってなるわな。

 

2月8日 配信 

情熱について語ろう それならば口を開くだけの価値はある

〜無駄口をたたく余裕はないから。

 

2月1日 配信 

毎日毎日あなたの待つ家に生きて帰ろう奇跡のように

〜最も大切な誓いの言葉として。

 

1月25日 配信 

ガタゴトと真冬の空にぶつかってコントロールを失った凧

〜一瞬前まで順風だったのに。風はむずかしい。

 

1月18日 配信 

ネムネムがトボトボ橋で道を聞く「夜明けへはどう行ったらいいの?」

〜暗くて長い夜、夜明けを探す物語。

 

1月11日 配信 

人生はしっぽのようなものである 長さではなく美しさこそ

〜まあ、長くて美しければ申し分ないんだけど。

 

1月4日 配信 

坂道で古い自転車こぐようにお尻を上げて生きてみなさい

〜力いっぱい。てっぺんまでじゃなくっても、行けるところまで。

 

1月1日 配信 

置いておけ愛を世界の真ん中に それが一番ましなんだから

〜謹賀新年。どれと比べたって、ましだろう、愛が。

 

12月28日 配信 

今という時代と関係ないままに 花だけが咲き花だけが散り

〜そうして今年もまた終わる。

 

12月21日 配信 

今夜くらい聖なる嘘をついてくれ 現実なんかもう知ってる

〜あのサイレント・ナイトとかいうやつをくれてみろ。この俺に。

 

12月14日 配信 

約束を後生大事に抱えてる 君がそいつをくれたのである

〜「何を約束したのか」よりも「誰と約束したのか」なのだ。

 

12月7日 配信 

知りたけりゃとことん知らなきゃいけませんたとえ途中で恐くなっても

〜ほとんどの事実は中途半端に知ると危険なんです。

 

11月30日 配信 

こそこそと他人のケツにくっついて それで前進したと言えるか

〜「他人のケツ」というその一カ所に留まり続けるつもりか。

 

11月23日 配信 

「あきらめな、お前は運が悪いのさ」「そんな与太にはつきあえないね」

〜ハードボイルドである。

 

11月16日 配信 

舞い上がる心はどこへ行くのだろうふと気がつけばしらけて独り

〜祭りのあとの寂しさよ。

 

11月9日 配信 

ペガサスが雨にまぎれて小便をまき散らしてもわかりませんね

〜生暖かい雨に濡れながら、ふと思ったこと。

 

11月2日 配信 

姉さんは赤いルージュにまたがって行くよソドムの繁華街まで

〜a tribute to 寺山修司

 

10月26日 配信 

恐くないわけないじゃないこんなもんでもさ今さら引けないじゃない

〜震えながら胸を張って。行く。

 

10月19日 配信 

全勝で乗り切るなんて無茶言うな むしろ上手な負け方を知れ

〜負けから目をそらさないこと。なのかな?

 

10月12日 配信 

安全な場所で犬と暮らせばいい 計画通り俺は行くけど

〜さらば相棒。とがめはしない。

 

10月5日 配信 

1.やると決める 2.やらないと決める 3.決めないと決める
さあ決めろ

〜なんでもいいからはっきりしてくれ。

 

9月28日 配信 

いいかげん貧乏神とも顔なじみびんちゃんとでも呼んでみるかね

〜いっそ正しくつき合うか。

 

9月21日 配信 

ウララララ ウララララララ ウーラララ
              意味がいらない歌もあるんだ

〜というか、それが本来の歌の姿なのかもしれないね。

 

9月14日 配信 

受け入れる受け入れる君は仲間だ 不適合者の団結宣言

〜「I & YOU」じゃないよ、「I & I」だよ。

 

9月7日 配信 

苦しくても今しか見えないものをちゃんと見ておきなさい
ちゃんとね

〜見えたものを忘れないでね。忘れたいものさえ忘れないでね。

 

8月31日 配信 

あの人が思いがけないことを言い ほんの一瞬世界の果てへ

〜聞き返す勇気はもちろんない。

 

8月24日 配信 

柔らかなその柔らかな肌の下 情念という容赦ない熱

〜すべてを焼き、溶かし尽くす。ただ愛の名の下に。

 

8月17日 配信 

戦場に行かない者が吠えるたび犬死にだけが美化されてゆく

〜ああ、机上の蛮勇よ。

 

8月10日 配信 

でも急に逢ったことないあの人の声が聞こえる海の伝説

〜8月の砂浜に書くメッセージ。

 

8月3日 配信 

どこまでもどこまでも低く沈んでそれから高くどんどん高く

〜沈んでるんじゃない、溜めてるんだ。

 

7月27日 配信 

どうしても踏まねばならぬものならば
踏むつもりだが踏まずにすめば

〜むしろそちらが察してくれないか。

 

7月20日 配信 

殺された獣が俺の名を呼べば掟を破る覚悟を決めよう

〜遠い地平を裸で駆ける。

 

7月13日 配信 

考えもなしに並べてくれるけど 呑めるものしか呑み込めないさ

〜聞いたふりはしてるがね。

 

7月6日 配信 

「倒されたままじゃとどめをさされるぞ。それが嫌なら立って切り込め」

〜泣いて愚痴をこぼす余裕などないのだ。

 

6月29日 配信 

海も山も大地も お前ごときの期待に添うためにあるんじゃないよ

〜おのれの小ささを自覚せよ。

 

6月22日 配信 

「思い出を言葉にしたら消えちゃうよ」
「だから周りをなぞってるだけ」に

〜大事なことは心の中のずっと奥。自分でも見えないほどに。

 

6月15日 配信 

帰ろうや 俺と一緒に故郷へ 1足す1が2であるように

〜0でも1でもないし、10でも100でもなくていい。

 

6月8日 配信 

いよいよだ。ここまで来たらこの俺に言える事はひとつ。
             ロックしろ!

〜やることをやったんだろう。じたばたするな。

 

6月1日 配信 

誠実な言葉がシャレに成り下がる 愛は愛とてひとやま幾ら

〜軽く笑うな。笑うんなら全力で笑え。

 

5月25日 配信 

ただ一つきりの希望を手に入れる 九十九の絶望を分け

〜『そこで何かが』より。

 

5月18日 配信 

美しい寝物語の数々が朝日の中でしぼみ始める

〜夢よりも夢でした。また夜のとばりを待ちましょう。

 

5月11日 配信 

苦しくても今しか見えないものをちゃんと見ておきなさい
ちゃんとね

〜目をそらさぬように。まして見えないふりをしないように。

 

5月4日 配信 

なぜ君は時間がないと言い張って時間を無駄にしておるのかね

〜その時間に何ができたかね。

 

4月27日 配信 

馬鹿言うな等身大の夢なんて夢と呼ばねえ目先の欲だ

〜1mmでも大きく。できれば笑われるくらい大きく。

 

4月20日 配信 

ここにある幸せはまだ不確かで思い出になるときを待ってる

〜自信をもって言える幸せは過去形

 

4月13日 配信 

恐ろしい秘密を君が知った頃 惑星がひとつ生まれました

〜今日も宇宙は壮大である。

 

4月6日 配信 

行くあてをひねくり出してみることがここを抜け出す第一歩です

〜仮決定でいいのです。途中変更可なのです。

 

3月30日 配信 

ただの恋ただの終わりただの涙 たぶん僕は平気なんだろう

〜よくある話なのに、決してめずらしい話ではないのに、なぜこんなにつらいのか。

 

3月23日 配信 

悲しみを深く吸い込みそっと吐く明るい面をただそれだけを見る

〜ゆっくりと、ただゆっくりとさせてくれれば、きっと耐えられる。

 

3月16日 配信 

終わりだと思い込んでるこれこそが蝶の始まり 青虫諸君

〜さあ飛べ、新しい空へ。

 

3月9日 配信 

悲しみがあるとなりには歌がある 人は不思議だ弱くて強い

〜その悲しみを歌にしろ。お前だけが抱きしめる歌。

 

3月2日 配信 

後悔を抱えて眠れ青二才 明日は違う今日とは違う

〜ありがたいことに新しい日が来る。新しいのだ。

 

2月23日 配信 

日溜まりが似合う男になりてえな 夜に沈んでゆくまた深く

〜太陽が嫌いなわけじゃないのに。

 

2月16日 配信 

背を向けて憎んだりなどしたくないどうぞそれより踏み込まないで

〜他人行儀なわけじゃない。親しいままでいたいから。

 

2月9日 配信 

やめとくか、やるならいっそとことんか、中途半端は怪我するからな。

〜とことんって、いい響きだね。歌になるね。そのうち作るね。

 

2月2日 配信 

僕たちが抱き合うたびに少しずつ失っていく感情がある

〜代わりに何かを得ていけばいいのだけれど。

 

1月26日 配信 

わずかでも善を含まぬ悪はなく悪を含まぬ善もないのだ

〜だから善悪は基準とならない。

 

1月19日 配信 

そうこれは笑ってないと死ぬオウム気に障るなら外で飼うから

〜そして私は笑ってないと死ぬ人間。

 

1月12日 配信 

あるのだよ星と星との間には闇ではなくて見えない星が

〜すべては気持ちの持ちようさ。

 

1月5日 配信 

後悔をしてないこともないけれど反省会をするほどじゃなし

〜そんな暇があるなら先に進むし。

 

1月1日 配信 

日が昇る速度で歩き始めなさい 見ていた夢が後を追うから

〜今年もいい年であるように。

 

12月29日 配信 

だからこそもう一度だけパレードだティッシュで作った花でOK

〜打ちのめされる前に繰り出そう。飾れ!

 

 

12月22日 配信 

怪物に嫁ぐ前夜のシスターは「できる、できない」花で占う

〜この童話は悲しい結末か、幸福な結末か、どう思う?

 

 

12月15日 配信 

子供らよ残念ながら人間の愚かしさには国境がない

〜愚かしさだけがグローバルだ。

 

12月8日 配信 

勝ち負けに大した意味はないけれど
勝たなきゃしかたないときもある

〜そのときは勝つ。出来れば軽く。無理なら全力で。

 

12月1日 配信 

誰だって泣くときもある誰だって傷つくときもある誰だって

〜そして世界は動き続ける。

 

11月24日 配信 

俺の叫びが聞こえるか?びっくりだ 俺の叫びを聞くやつがいる

〜孤独の叫びでいいと思っていたよ。来るか?ここへ。

 

11月17日 配信 

ヘロインのような哀れみだけなのだいかに逃げるか考え始めろ

〜ひたるな。断ち切れ。これ以上は危険だ。

 

11月10日 配信 

水晶の舟を持たない俺たちは鼻をつまんで泳ぐしかない

〜選ばれなかった者達よ、自力で渡ってみせてやれ。

 

11月3日 配信 

解決が出来ないような問題は解決しないでむしろつき合う

〜うまくつき合う方法があるはずだ。それを探ることに時間をさくべきだ。

 

10月27日 配信 

なるほどね確かに君は正しいねだから?だから?だから何?何?

〜悪いけど正しさにはあまり興味がないんだ。

 

10月20日 配信 

たまたまを運命だったと言い切って恋はめでたい結果論です

〜ひたれるうちにひたればいいと思うよ。

 

10月13日 配信 

一輪の花も咲かない公園を紅色に塗る夕暮れの筆

〜古びた遊具も、ペンキのはげたベンチも、ぱっとしない俺も塗る。

 

10月6日 配信 

少年が初めて喋った英語は「イエス」ハワイアンの踊り子さんに

〜色あせながらもかすかに青い思い出として。

 

9月29日 配信 

かすかだが光は見えた
後はただどうすりゃそこへたどり着くかだ

〜こうなりゃもう簡単だと自分に強く言い聞かせてみる。

 

9月22日 配信 

手を取ってダマサレ峠を越えて行くウソかマコトか確かめもせず

〜だまされてもいいと思うほどだまされていた。

 

9月15日 配信 

昼下がりプロペラ売りがやって来る 現金払いで空までビュン

〜プロペラは使い捨て。また今日も雲の上。

 

9月8日 配信 

青空は同情しない泣きもしない あれにはあれのやり方がある

〜そのやり方に身をまかせてみる。

 

9月1日 配信 

楽しい遊びをするよう努力する その回転を無駄にはしない

〜回転に乗る。遠くまではじけ飛んでみせる。

 

8月25日 配信 

この腐食性物質めゆっくりとなかったことにするつもりだな

〜誓いも約束も思い出も、みなそうなのか?

 

8月18日 配信 

足下の石にばっかり気をとられ道を誤ることのなきよう

〜遥か先まで目線を上げて。

 

8月11日 配信 

この俺に背中丸めた影が付くさても不思議な月の夜かな

〜肩で風をきって生きてるはずなのにな。

 

8月4日 配信 

「もうちょっと行ってみるか」とつぶやいて未知の世界へ一歩一歩と

〜この「もうちょっと」が大事。力まず「もうちょっと」を積み重ねて。

 

7月28日 配信 

失敗をしたくなければ人真似をやってりゃいいさ退屈だがな

〜お前が選ぶ事だ。「だってしょうがないじゃん」とか言うな。

 

7月21日 配信 

波だけの島で刻んだシワだから婆という字がよく似合う人

〜夏の旅行で。生という字をしわくちゃにしたような顔だった。

 

7月14日 配信 

追いかけて追いかけて追いかけて追いかけて追いかけて来たのに穴

〜引き返すか、それともいっそ落ちてみるか。

 

7月7日 配信 

言えないさ 余った分の優しさを時々あげただけの俺には

〜それもまた甘えとなじるんだろう。黙るしかない。

 

6月30日 配信 

人前で表彰されるぐらいなら殴られるのがまだましと言う

〜その青春の一言は圧倒的に正しい。

 

6月23日 配信 

叩いても叩いても消えないときはよりも大きな火をもて BURN !

〜逆転の発想か、いや単なるヤケクソか。

 

6月16日 配信 

何一つ変わらないかも知れないがまた同じなのかも知れないが

〜気が済まないのだ。

 

6月9日 配信 

今夜こそ世界のヘソはここかもな 最後の曲はみんなで歌おう

〜この壮大なかんちがいこそロックのヘソ。

 

6月2日 配信 

駅前に遅れる恋と待つ恋と様々にまく誘惑の種

〜それぞれの恋のそれぞれの駆け引き。

 

5月26日 配信 

そんなもんわざわざ神に願うなよ自分で出来ることなんだから

〜面度臭いからか? だったら大した願いじゃないね。

 

5月19日 配信 

ふざけてることを怒ってるんじゃないもっと本気でふざけろってこと

〜ふざけた態度でふざけるな。

 

5月12日 配信 

努力とか根性とかが不似合いで目立たぬ夢をそっと見ている

〜そのささやかな存在にこそ幸あれ。

 

5月5日 配信 

君だって大人になればわかるはず大人になんかなれないことが

〜案外そのまんま。

 

4月28日 配信 

深海で若い人魚が純潔を生きる権利と交換するの

〜さようなら。幼き日々のファンタジー。

 

4月21日 配信 

同情で泣いた女と逃避行都合がいいのは愛じゃないのに

〜とことん安い二人のバラード。

 

4月14日 配信 

記憶から抹消したいことでさえきっと僕らのレッスンなのだ

〜過去は今のために。今は未来のために。

 

4月7日 配信 

大人しい羊となって群れの中 行先くらい知っているのか

〜知ろうとする心さえなくしたら終わりだ。

 

3月31日 配信 

王冠と後悔を身にまとう場所あなたをそこに行かせたくない

〜捨ててはいけないものもある。売ってはいけないものもある。

 

3月24日 配信 

空と沼と二つの月の真ん中を吹く風に乗れEのアルペジオ

〜キラキラと輝くものよ。永遠なれ。

 

3月17日 配信 

満月を手に入れたのに間に合わず ずんずん堕ちる罪の街角

〜意地を張って回り道。素直になればよかった。

 

3月10日 配信 

俺たちはライオンとなりオウオウと吠えたのだから死ぬまで泣くな

〜『徘徊(ライオンのうた)』より。

 

3月3日 配信 

爆音で劣等感を吹き飛ばす 俺たちがする台風ごっこ

〜くたばる前にこの指とまれ。

 

2月25日 配信 

孤独から逃げ出すためにもう少し明るい方へ明るい方へ

〜目的地はないけれど、ただひたすらに明るい方へ。

 

2月18日 配信 

善行と愛は心に咲いたバラ おやおや理解出来ないんだね

〜残念だね。あなたの心にもつぼみはあるのに。

 

2月11日 配信 

「好き」という言葉がたどり着く先を確かめることなく終わる恋

〜そこはどんな風が吹きどんな花が咲きどんな歌が聞こえたのだろうか。

 

2月4日 配信 

あの甘い匂いの草むらに戻り日なたの歌を作りたい虫

〜プラスチックのカゴの中。

 

1月28日 配信 

困った状態が慢性化しており困ってないとも言える境地だ

〜生きるとは困り続けること。かも。

 

1月21日 配信 

あそこには何も無いかも知れないが自分で行って確かめるんだ

〜噂話だけでわかった気になるな。

 

1月14日 配信 

勝利より勝ち誇るべき敗北で君よ静かに輝きたまえ

〜その美しい敗北を恥じるなかれ。

 

1月7日 配信 

とりあえず大人がもっと楽しげに生きる未来を目指そうじゃない

〜当面の目標として。

 

1月1日 配信 

一人乗りボートを残し歩き出す(誰かのためにそれを残すさ)

〜今年もよろしく。

 

12月31日 配信 

微笑みと涙を行ったり来たりしてわずか一生過ごすのですねぇ

〜みなさんおつかれさまでした。

 

12月24日 配信 

騒いでは汚す。転んでは休む。善い人でいるのは難しい。

〜汚れた顔でメリークリスマス。

 

12月17日 配信 

だが俺は道ならあると聞いたんだ信じないならそこに残れよ

〜訳知り顔で俺を説得するな。

 

12月10日 配信 

その無駄は無駄ではないと思うしかない無駄なので無駄口言うな

〜やれ!

 

12月3日 配信 

雨の日のケンカは始末が悪いのでそれについてはまた晴れた日に

〜青空の下なら冷静に聞けるかも知れないから。

 

11月26日 配信 

王宮のしきたりに死ぬシンデレラ わざと忘れた靴の結末

〜現実なんてそんなもの。

 

11月19日 配信 

いつだってタイミング良くいてあげる 気付かれようが気付かれまいが

〜役に立とうが、立つまいが。

 

11月12日 配信 

新米の天使が握る恋の糸 神が犯した情実人事

〜俺の天使の七光り。

 

11月5日 配信 

流星の軌跡のような五線譜にト音記号を完璧に書く

〜名曲の予感。

 

10月29日 配信 

王様が絹のパジャマで眠るころ ネズミは地下で偽金作り

〜これこそがメルヘン。ひっくり返せ。

 

10月22日 配信 

「大ニュースだよ」と電話で呼び出され君が見つけたツバメの巣まで

〜君が見つけて、君が感動したのだから、わざわざ駆けつける。

 

10月15日 配信 

君もまた 君を悩ます奴もまた地球にとって眼中になし

〜小さいよ。小さいね。

 

10月8日 配信 

大抵は10年経てば笑い事 それで駄目ならさらに10年

〜時の流れよ、ありがとう。

 

10月1日 配信 

遠くまで歩き続けることこそが人生なんだゴールなどない

〜すべてはただの通過点。

 

9月24日 配信 

知りあって愛して疲れ果て別れ短く言えばそれだけでした

〜そう、それだけのことだから。

 

9月17日 配信 

おい相棒!早く墓から飛び出せよ 死んでる場合じゃないぞ こいつは

〜いいから出て来い。面白いから。

 

9月10日 配信 

このままじゃサカナになるよ真っ暗な意識の海で泳ぐ銀色

〜『サカナ』より。

 

9月3日 配信 

コンビニで買ったカメラで撮ったのは自由と言えば言える瞬間

〜夏の日のカメラはいつのまにか失くした。

 

8月27日 配信 

これは後に残して来た人のため いつか手渡す時を信じて

〜きっとまた会える日が来る。

 

8月20日 配信 

感動は映画や本の中じゃなく君の真横に前に後ろに

〜現実で感動する練習のために映画や本があるんだと思う。

 

8月13日 配信 

夢よりも夢だったあの夜だけを忘れなければうまくやれるさ

〜『青春路地裏伝説』より。

 

8月6日 配信 

糞喰らえ!わからんのなら言い直す「普通」が何か定義してみろ

〜この「普通」信者め。俺を勧誘しようとするな。

 

7月30日 配信 

夏の日のSLのフルスピードだ 架空の大地 架空の蒸気

〜それをイメージして、さあ行け。

 

7月23日 配信 

恋人の心臓音に耳をあて基準テンポを確認せねば

〜あらゆるリズムの基準はそこにあるのだよ。

 

7月16日 配信 

歌いながら生きてないとダメなんだ
なんというか間が持たないんだよ

〜他に何をすればいいのか思いつかないし。

 

7月9日 配信 

現実が厳しいことはもう言うなそれでお前はどうするか言え

〜また愚痴をこぼして終わりかよ。

 

7月2日 配信 

「やまない雨はない」なんて言い草にどうすりゃ花が咲くのだろうか

〜そしてそれはどんな花なんだろうか。

 

6月25日 配信 

ロックとは勝手に星をつなげては勝手に名前をつけることなり

〜誰かの決めた習いに従ういわれはない。

 

6月18日 配信 

恋人がためらいのない嘘をつく 芳香剤(森の香り)より

〜がんばって思い込めば森の香りだけど。

 

6月11日 配信 

亡き友の愚にもつかないエピソードそれの数だけ泣いてやろうか

〜くだらなければくだらないほど泣いてやれる。

 

6月4日 配信 

クリップを曲げてハートのエンブレムセレモニーなど朝飯前だ

〜たとえば Happy Birthday to 俺。

 

5月28日 配信 

あきらめる理由をリストアップする 100や200じゃあきらめきれない

〜1000や2000でも。どうやらそういう事だった。

 

5月21日 配信 

各々のなんてことない在り方を命と呼ぼう太陽の下

〜たぶん、ありがちなものほど大切なものだったりするんだろう。

 

5月14日 配信 

この歌は夜の間に歌う歌 夜明けとともに嘘になる歌

〜朝の光が寒々と照らす盛り場から帰る。

 

5月7日 配信 

誰からも愛されてないわけじゃなく愛されてるのに気づかないだけ

〜出来事のひとつずつをよく検討してみてごらん。

 

4月30日 配信 

大丈夫なんとかなるさ大丈夫なんとかなるさ根拠?何それ?

〜そんなもんにこだわるから進めないんだろ。

 

4月23日 配信 

野良犬が蜂蜜色の月を見る かつて名前で呼ばれた記憶

〜名前がないから愛もない。

 

4月16日 配信 

丈高い草むらに住む野ウサギが窮地について話し合う昼

〜青く青く澄み渡る空の下。幸運に恵まれよ。

 

4月9日 配信 

ごらんあれノイズが好きな怠け者 革靴なんか履くわけないじゃん

〜それは役立たずには似合わない代物。

 

4月2日 配信 

この僕が得た幸福に比例して誰か不幸になるのだとして

〜幸福も不幸も等しく罪なのであろう。

 

3月26日 配信 

この指は昨日までとは違う指あなたの頬に触れない指

〜同じ指にみえるのに、もはや何かが違ってる。

 

3月19日 配信 

生きている者は多かれ少なかれ喜劇的です間が抜けてます

〜そのように見えない奴は胡散臭いのです。

 

3月12日 配信 

君がまだロックンロールが好きならね 線からこっちに来てもいいよ

〜本当に本当に好きならね。必要とするならね。

 

3月5日 配信 

僕に無くそして君にも無いものが僕と君との間にあるのだ

〜それをいったい何と呼ぶ。

 

2月26日 配信 

混乱を混乱のまま慈しむむちゃくちゃでござりまするがなー

〜もう笑うしかないのだから笑うしかない。

 

2月19日 配信 

近道を探す時間があるんなら先を目指してみればいいのに

〜結局は一歩一歩の積み重ねなんだから。

 

2月12日 配信 

ずっとかくれんぼのオニのままなのだ誰をさがせば良いかも知らず

〜「もういいよ」という声は聞いたが。

 

2月5日 配信 

その足を(もう選択の余地はない迷う時間もない)踏み入れろ

〜やらなきゃいけない時が来た。

 

1月29日 配信 

見え透いた嘘が自分の今出来るすべてなのです すまんことです

〜せめて面白い嘘をつきます。

 

1月22日 配信 

死ぬ覚悟なんかどうでもいいからさ生きる覚悟を見せておくれよ

〜美学なんかどうでもいいよ。

 

1月15日 配信 

(大声で)おーい未来よ今行くぞパンツを替えてそこで待ってろ

〜未来はすでに俺のもの。

 

1月8日 配信 

岩を打つ雨だれなのだこの歌は空しく散っていると思うな

〜いつかは穴をうがつのだ。

 

1月1日 配信 

止まらない時間の中を歩き出す未来の果てから振り向くからね

〜今年もよろしく。

 

12月31日 配信 

残したいものを指折り数えます 褪せた未来に色がつくまで

〜いつまでも在って欲しいものに、今年はいくつ出会えたかな。

 

12月25日 配信 

ゴスペルをイメージだけで歌う冬 天国からの応答はなし

〜せめて雪でも降っておくれよ。

 

12月18日 配信 

確約があって生まれて来たような気分で歌う時もあるのさ

〜果てしない高揚感の中で。

 

12月11日 配信 

これ以上どうにもならない事ならばこのままここで見届けましょう

〜それもひとつの解決です。

 

12月4日 配信 

無様でもここで死ねない心臓がドクンドクンと命乞うのだ

〜自分の胸にそっと手を当てる。

 

11月27日 配信 

今はもう引き返すには遅すぎて逆説的に開放感を

〜「しょうがねえや」の重みが違う。

 

11月20日 配信 

ぼんくらになる事さえも禁じられ四色ボールペンをカチャカチャ

〜ま、やることはやらなきゃね。

 

11月13日 配信 

お二人は遠心力に抗ってせめておんなじ映画の話

〜なにげない会話の底で必死の抵抗。そしてあきらめ。

 

11月6日 配信 

日記にはたぶん書かないほどのこと柿の赤さに心打たれる

〜言葉にすることだけがすべてじゃないんだ。

 

10月30日 配信 

届かないふりをしているだけでしょう?
あれはそれほど素敵じゃないと

〜手をのばすとか、台を持ってくるとか、棒を使うとかもしないで。

 

10月23日 配信 

まいったね一言多くて誤解され一言足りずに理解されない

〜とかくこの世は難しい。

 

10月16日 配信 

一日を無駄にしようと決めたんだ 道の向こうが気になったから

〜道草に成果を求めちゃいけない。

 

10月9日 配信 

でも君が聞きたい返事を予想して100%当てるのは無理

〜それは会話とはいわないよ。

 

10月2日 配信 

この世に馬鹿でない奴がいるとでも思ってんのか?大馬鹿野郎!

〜自分だけが馬鹿でないと思うのも、自分だけが馬鹿だと思うのも、うぬぼれだ。

 

9月25日 配信 

絶対に続けるんだと力まずにやめないとだけ決めときゃいいの

〜続ける事が目的じゃなかったでしょう?

 

9月18日 配信 

スピンして引きつけて高揚させて屈服させてまた遊ぼうね

〜楽しかった。ありがとう。また遊ぼう。

 

9月11日 配信 

繰り返し繰り返しまた目を覚ますその夢はただ内側に秘め

〜いつか表に出せる日を待ち

 

9月4日 配信 

ひとつも馬鹿な事をしでかさないでまともな人と言えるのでしょうか

〜馬鹿な事しかしでかさない人もまた まともな人とは言えないけれど

 

8月28日 配信 

努力しているように見えないように努力しているわかるわけない

〜わからないよ。絶対。

 

8月21日 配信 

目標は君の視線のはるか先。いけない、話しすぎてしまった。

〜教えないよ。絶対。

 

8月14日 配信 

どうせなら反対側まで突き抜けろ ぐるぐる回るだけで終わるな

〜威勢の良いこと言うわりには、びびってんじゃないの?

 

8月7日 配信 

本当に生きたと言える一日をどれだけ数えられるでしょうか

〜今日はどうだった? なんとなくだった?

 

7月31日 配信 

逃亡犯みたいな汗をかいてるぞ。がんばる前に楽しめよ、君。

〜案外ね、自分で思ってるほど追いつめられてるわけじゃない。

 

7月24日 配信 

実現がまず不可能な理想って逃げ口上の一種だけどね

〜理想なんか持つなって言ってるわけじゃないからね。勘違いするなよ。

 

7月17日 配信 

「なにもない」と「なにもしない」は違うよ
「つまらない」のは自分じゃないか?

〜ステレオ・タイプな愚痴をこぼすなよ。

 

7月10日 配信 

君の罪も罰もやがて歌となる 花のふりして雨に濡れよう

〜恐れて閉じるな。すべては歌だ。

 

7月3日 配信 

無い道をたどって無いドアを叩き無い人に無い花を手渡す

〜今日もまた空想の中の美しい逃避。

 

6月26日 配信 

屋根の上 マリコは羽の無い子です
ひゅるひゅるひゅると雲は飛ぶけど

〜『屋根の上のマリコ』より

 

6月19日 配信 

人ゴミに悪態をつく君もまたゴミのうちだとせめて知っとけ

〜自分だけは特別だと思ってるのか?

 

6月12日 配信 

強がりで言葉にしないひとつづつ目を見て鳴いた猫が知ってる

〜知ってるような気がする。

 

6月5日 配信 

青春の結果はいまだ定まらずダイアモンドと炭素の間

〜まだ燃え尽きちゃいないさ。

 

5月29日 配信 

灰色の恋は溜息 朝が来る 眉唾ものの呪文じゃ開かぬ

〜『灰色の恋は溜息』より

 

5月22日 配信 

偉くなるほどの余裕はないですわ 幸せになるだけでけっこう

〜いやもう、ホントにそれで充分ですから

 

5月15日 配信 

常識を逆さにすればNo.1 俺だ俺だよ 無理するな俺…

〜せつないな、俺。

 

5月8日 配信 

ホントはね一人一人の人生を一般論じゃくくれないんだ

〜ためにする論に惑わされぬよう。

 

5月1日 配信 

別れを告げたのは別れを告げられそうだったから お元気ですか?

〜だからずっと忘れられないのです。

 

4月24日 配信 

ドラキュラが氷のように眠る頃小学生が笛を吹きます

〜のどかなものよ、いつまでものどかであれ。

 

4月17日 配信 

そっとしておいてくれって怒るけど
そっとしておいても怒るでしょう?

〜なんという包容。

 

4月10日 配信 

今日限り 覚悟の上で微笑んだ
うつむいた また微笑んだ また…

〜こらえ切れない想いをこらえて。

 

4月3日 配信 

水面の光の反射それぞれが春到来の状況証拠

〜足音を忍ばせてこっそり春が来た。

 

3月27日 配信 

約束をチューインガムでも吐くように捨てるあなたをずっと待ってる

〜ただ1回の誠実をたよりに。

 

3月20日 配信 

靴ヒモを痛いくらいに結んだら走れ朝日を早く見るため

〜東へ東へ。一緒に来ないか?

 

3月13日 配信 

果てしない伝言ゲームの真ん中で「これは私のパーティーじゃない!」

〜どうして楽しまなきゃいけないの?

 

3月6日 配信 

大胆な薔薇に抱かれ眠るトカゲ
       薔薇、トカゲ、闇、薔薇、トカゲ、闇

〜世界のかたすみ、決して叫ばない愛。

 

2月27日 配信 

体中エジプトになった夢を見た 死んだ者すら帰るエジプト

〜うっすらと涙のにじむ。

 

2月20日 配信 

粉々の出来事すべて掻き集め肩の荷がまた増えてしまった

〜『ゆきてかえらず』より。

 

2月13日 配信 

つまらない見栄だと笑うかも知れないけれどもそれが私ですから

〜崩すわけにはいかない。

 

2月6日 配信 

果てしなく果てしなく広い空の下蟻と俺とにさほど差はなく

〜なにほどのもんか。

 

1月30日 配信 

望んだり笑ったりささやいたりのこの番号は使われてません

〜機械的な声だけが、今はただ…。

 

1月23日 配信 

才能じゃないよ上手く出来る奴は上手く出来るまでやめないだけ

〜気力VS時間。

 

1月16日 配信 

したくない事やされたくない事が小石のような雪となり降る

〜痛々しくも怖気づき。

 

1月9日 配信 

ささやかな灯りのようにそばにいる灯りのようにそばにいるから

〜たいして役には立たないかも知れないけれど。

 

1月2日 配信 

背伸びして自由の鐘を打ち鳴らせひとつひとつの無実のために

〜あけましておめでとう。

 

12月31日 配信 

いずれまた思い出として会えるでしょう慣れ親しんだあらゆる場所で

〜今年も色々ありました。

 

12月26日 配信 

「明日こそ」と思う間に年は暮れ「来年こそ」とまだ思えるな

〜無事でなによりです。

 

12月19日 配信 

くたびれたフィリピンパブの呼び込みも空を見上げる初雪の夜

〜「聖」という字が街を覆う。

 

12月12日 配信 

どん底に落ちた男が底を掘るここが底ではなくなるように

〜なめるなよ、とことんあがいてやるぜ。

 

12月5日 配信 

あの人に当ててもらったガーゼより優しいものにまだ出会えない

〜その面影はおぼろでも、優しさだけは鮮明に。

 

11月28日 配信 

もしそれが金で買えないものならば俺にもチャンスがあるってわけだ

〜ラッキーとはこういう事だね。

 

11月21日 配信 

返さなきゃならない借りがあるんだよ俺にお前に互い互いに

〜だから嫌でもつきあうしかねぇんだ。

 

11月14日 配信 

惚れ込んだ女の中の蓄音機俺の針ではもはや鳴らない

〜『蓄音機ブルース』より

 

11月7日 配信 

「生きている」じゃなくて「生きてゆく」だろう
生ゴミ狙うカラスでさえも

〜必死。必ず死ぬと知っているからこそ。

 

10月31日 配信 

もしかして悩んでるのが好きなのかと思うくらい悩んでるよね

〜悩んでるうちは傷つかないしね。

 

10月24日 配信 

眠れない森の少女が想うのは指が素敵な王子様だけ

〜あのセクシャルな指のこと。

 

10月17日 配信 

のぞき穴のくせに星のふりをした夜空の下でひざを抱える

〜くせに。くせに。くせに。くせに。

 

10月10日 配信 

「わけもなくせつないよね」って秋の雨
本当はわけがあったりもする

〜わけもなくという言い回しはくせものだ。

 

10月3日 配信 

大人には相談なんかしちゃ駄目だどんどん普通になっちゃうからな

〜相談するだけ無駄どころか害である。

 

9月26日 配信 

僕だって努力してると言う君のラジオ体操程度の努力

〜まあ、がんばって。

 

9月19日 配信 

僕だって苦労してると言う君のモーターキャンプ程度の苦労

〜ふーん、そうなの。

 

9月12日 配信 

運命の風が今吹き始めたらシャボン玉など消えちまうけど

〜わかっちゃいるけどやめられないのだ。

 

9月5日 配信 

「本当に良いの?」と念を押す君に甘えようかと三秒迷う

〜やせ我慢がばれませんように。

 

8月29日 配信 

瓶詰めの手紙を拾う半魚人山の少女はあまりに遠い

〜永遠に交わらない二人の最接近。

 

8月22日 配信 

正論を青筋立てて言う君に色気が無くて冷めてゆくのだ

〜深みも奥行きもない人だ。

 

8月15日 配信 

ひとつだけ歌わぬ恋がありまして向日葵だけが知っております

〜歌わないのか、歌えないのか。

 

8月8日 配信 

青空をしぼったジュース300円あの娘はきっと買うと思うよ

〜夏の日のスペシャル・メニューです。

 

8月1日 配信 

俺達は何かが足りないんじゃなく多いんだ、放り出せ、もっとだ!

〜それとそれと、それからそれも、本当に要るのか?

 

7月25日 配信 

美しくない真実を認めるなただの事実だ真実じゃない

〜その二つは違うんだ。ごっちゃにするなよ。

 

7月18日 配信 

その結果悪魔を責める事にした誰のせいでもない方が良い

〜僕でなく、まして君でもなく。

 

7月11日 配信 

考えてばっかりいると日が暮れてしまいますのでまあ動きましょう

〜ゆっくりで良いからさ。

 

7月4日 配信 

俺はまだ腐った卵を温める忠告なんかいらねえよボケ!

〜わかってやってるんだよ、知ったふうなアドバイスはやめてくれ。

 

6月27日 配信 

そのものはそのものゆえにそのものでそのものだけがそのものなのだ

〜すももももももももはもも、でもあるがね?

 

6月20日 配信 

逃げ出した風船を見送るように恋の終わりをずっとずーっと

〜どこへ飛んで行こうが、もう関係ないんだけれど。

 

6月13日 配信 

お前はさ、バカなんだから人に聞け、バカじゃないふりしようとするな

〜しょうもないプライドが邪魔をするんだ。

 

6月6日 配信 

転がって来たので石は苔むさず済んだがあちこち欠けてしもうた

〜転がる石もつらいもんだよ。

 

5月30日 配信 

ここに無い有るはずのものだけを見て有るものさえも無いものにする

〜未練を吹っ切りまっすぐに見ろ。

 

5月23日 配信 

夕空 大きな車輪が燃えている パパの失敗ママの失敗

〜大人だって強いわけではない。

 

5月16日 配信 

手品師の帽子のような恋でした嘘と呼ぶには鮮やか過ぎて

〜騙されたくて騙された日々。

 

5月9日 配信 

しなくてはならない事があるのだがそれが何だかわからないのだ

〜得体の知れない焦燥感が胸の奥にいつも。

 

5月2日 配信 

人よ人、これ見よがしの花よりも葉の美しさこそを見るべし

〜支えるものを見過ごすな。

 

4月25日 配信 

何事か蝶々としての用件を果たすべくまた飛び去って行く

〜「あんまり時間がないの」と嬉しそうに。

 

4月18日 配信 

希望とは『今はまだ無い道』なのだ人が行くとき道となるのだ

   〜探すな。行けば良いのだ

 

4月11日 配信 

10代の暗い日記に火をつけて地図を見ないで歩き始めろ

   〜もう忘れても良いだろう。

 

4月4日 配信 

冷笑と野次と非難の渦の中君の拍手を聞き分けて飛ぶ

   〜たった一人でも拍手があれば成功とするよ。

 

3月28日 配信 

あの頃としか言いようのない頃に僕はいたんだ君といたんだ

   〜手垢のついてない言葉が見つからないとき、最も手垢のついた言葉を使う。

 

3月21日 配信 

天空で千の天使のピラミッドこらえきれずに崩れて春雷

   〜春ですからね。

 

3月14日 配信 

ジェラシーは恋と一緒に生まれるが恋と一緒に死んではくれない

   〜やっかいなもんだよ。

 

3月7日 配信 

時々は祈ってごらん幸福を自分以外の人の幸福

   〜「私、私」は聞き飽きた。

 

2月28日 配信 

帰り道など始めからありゃしねえ空に向かって響く無駄足

   〜どっちみち無駄足なんだ。大きく鳴らせ。

 

2月21日 配信 

後悔は済んだ出来事心配は先の出来事なによりも今

   〜後悔するな心配するなとは言わないが、とりあえずやる事があるだろう

 

2月14日 配信 

理解してあげようとしているようじゃとても愛とは呼べやしないね

   〜がんばらなきゃ愛せないのか?

 

2月7日 配信 

とりかえしのつく事なんてあるのかよ片道キップを買って来たぜ

   〜ビビってみたって、しょうがねえや。

 

1月31日 配信 

「世の中め」ママの背中が泣いているろうそくの火が揺れる戦争

   〜『ママ』より。

 

1月24日 配信 

仲間に恵まれることを一番に望んでいます一番にです

   〜金よりも、地位や名誉よりも、まず一番に。

 

1月17日 配信 

配られた手札あるいは生来の運については文句を言うな

   〜『暗黒の塔シリーズ/スティーブン・キング』から。おのれの才覚だけでなんとかしろ。

 

1月10日 配信 

この世で一番きれいなビー玉を手に入れたくて子供をやめた

   〜子供には出来ない事がたくさんあります。

 

1月3日 配信 

鈴を振り両手を三つ派手に打つ一つ余分は俺の意気込み

   〜今年よ、過剰なまでに良い年であれ

 

12月31日 配信 

閉じていく閉じていく一年の花思い出としてまた咲く日まで

   〜来年もよろしく。

 

12月27日 配信 

特別な特別な特別な特別な特別な特別な手

   〜魔法でも超能力でも神の技でもなく、ただ特別な。

 

12月20日 配信 

シャンプーに黒マジックで『さんぷう』と書く
ばあちゃんの風呂で温もる

   〜十数年前の民宿で。「可愛い」という言葉しか思いつけなかった。

 

12月13日 配信 

私を幸せにしようとしないで それは私にまかせてほしい

   〜幸せにしてもらってるようでは本当の幸せではない。

 

12月6日 配信 

でくのぼうだものすべては温い雨棘も事件も毒も悲劇も

   〜『でくのぼう』より

 

11月29日 配信 

いつの日か風を集めて行くつもり落書きだけの壁を離れて

   〜『ガード下の情景』より

 

11月22日 配信 

持っていけ残ったものに腰かけて青空ばかりを見る事にする

   〜どうせ墓まで持っては行けぬ。

 

11月15日 配信 

堂々とおのれの勘を過信して今日も道に迷ってやったよ

   〜悔やむものか。明日からもそうする。

 

11月8日 配信 

風が行く所で風が見るものを見たいと思い風になりたい

   〜風は何処で風でなくなるのだろうか。

 

11月1日 配信 

大ぼらを吹いてるように聞こえなきゃ大した夢じゃねぇんだ、小僧

   〜照れるな、言ってやれ。

 

10月25日 配信 

あの月にかけた誓いの不確かさ夜ごと形が変わるものゆえ

   〜『ロミオとジュリエット』から。

 

10月18日 配信 

猟銃を持った女の要求は月よたまには微笑み返せ

   〜月さえ笑わぬ物語の結末

 

10月11日 配信 

たぶん君が感じていたそれ以上好きだったのを伝えたかった

   〜大切な人を失った時に最も悔やむのはそれである。

 

10月4日 配信 

コオロギはずっと同じ歌ばかり『不器用だから不器用だから…』

   〜飽きもせずと苦笑しつつも敬意を込めて。

 

9月27日 配信 

絶対に無理かやれるのどっちかだ真ん中あたりでゴチャゴチャ言うな

   〜スタッフを叱ってる時に出たセリフ。「あっ、今、俺、良い事言った」と心のメモに。

 

9月20日 配信 

夕暮れにクロス・ロードに膝をつく優しい女が俺にはいない

   〜『クロス・ロード・ブルース/ロバート・ジョンソン』より

 

9月13日 配信 

幸福な眺めが一つあれば良い苦い何かを飲み込むために

   >〜目を閉じて一番最初に浮かぶもの。人生はそれ次第。

 

9月6日 配信 

爆音ホラ吹き男爵集まって空飛び自慢を昼も夜も

   〜例えホラでも胸をはって吹いてみれば、誰かが耳をかたむけてくれる。はず。

 

8月30日 配信 

真剣に手に入れたいと願うなら代用品をまずゴミと呼べ

   〜自分をごまかす事をやめるのが始まり。

 

8月23日 配信 

悪いけど俺の信じる神様は鼻毛出してるくらいじゃないと

   〜ささいな事にいちいちバチを当ててるような神経質な神様なんてね。

 

8月16日 配信 

機関車が時々やって来なければ終日蝉の声だけの駅

   〜乗り換えに2時間待つような旅がしたい。

 

8月9日 配信 

母ちゃんの目をかいくぐり炎天下帽子を置いてどこまでも行く

   〜夏休みの帽子とは母親の庇護の象徴である。

 

8月2日 配信 

砂砂砂ミイラが焦げるラクダのコブには水が無いとも知らず

   〜『ラクダの君は砂漠のマドンナ』より。

 

7月26日 配信 

幼少の石投げ記録を残す河敬意をもって今は棄権す

   〜記録は超えられても、あの日の真剣さを超える事は出来ない。

 

7月19日 配信 

【招待状】犬も喰わないパーティを鉄の墓場で今夜開催

   〜パーティやるなら俺を呼べ。

 

7月12日 配信 

「いつまでも何かを信じていたいだけ」テトラポッドに飛び乗った夏

   〜みんな今も何かを信じているだろうか。。

 

7月5日 配信 

限界の壁に一筆書いておく『くまのプーさん おならプーさん』

   〜そんなもん、落書きされて当然程度の壁だ。

 

6月28日 配信 

腐葉土にミミズとなってもぐり込むこれじゃ駄目だと言う口もなし

   〜『ミミズ』より

 

6月21日 配信 

面白い 誰のせいでもない雨に濡れてる俺の運というやつ

   〜ずぶ濡れでも気にせず歩く自分を良しと思う日もある。

 

6月14日 配信 

環七に消毒液のような雨診断待ちの車が並ぶ

   〜雨が好きかもと思う日もある。

 

6月7日 配信 

ほんぎゃあと生まれてみせた瞬間芸そこから先が寒くてスマン

   〜ハッピー・バースデイ俺。

 

5月31日 配信 

どう見ても無理な二人が人前でキスする恋の必死さに泣く

   〜もうね、腹が立つのを通りこして肩を叩いて励ましてあげたいぐらいだったよ。

 

5月24日 配信 

飽きたとか飽きないとかじゃねぇ小僧!1・2・3・4で始めろ

   〜ラモーンズに捧ぐ。

 

5月17日 配信 

なにげない会話が歌になってゆく君がきれいにみえた(本当)

   〜『風船』より。

 

5月10日 配信 

落胆を癒す見えない丸薬を希望と言ったり嘘と言ったり

   〜前に進めるんだったらどっちでも良いさ。

 

5月3日 配信 

Born to be 唐変木の俺たちが満開ですよ日曜日だし

   〜人生には遊んでくれる人が必要だと思った。

 

4月26日 配信 

もしかして息継ぎ忘れてるんじゃない?
ピンチのときもチャンスのときも

   〜大変なのはわかったから、まず息をしなさい。

 

4月19日 配信 

今はもうどこにいるのか知らないが歌え再びお前の場所で

   〜これはそう遠くない将来に歌になりそうな気がする。