地球日記

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週刊 三十一歌詞火星レコードHOME 

【2009年2月】

■下北沢251

 いやー、バンドは楽しい。ライブは楽しい。
 1年半ぶりの3-10 chain名義のライブ。特に理由があってそんなにも休んでたわけではない。本当にただうっかりしてる間に過ぎたのだ。近年は時の流れが速いからね。
 それでもいざ本番前には「あれ?不死鳥のときより緊張してる」と、そこに1年半を感じたね。
 ステージに上がればもうおかまいなし。ブランクもへったくれもなし。なおかつ1曲ずつを新鮮に歌えた。いいライブだった。
 あえて中学生みたいなことを言わせてもらうが、好きな仲間と好きなことをやってればそりゃ楽しいわいね。
 いやもしかしたら、ぐるっと回ってまた中学生みたいな気分に戻ってるのかも知れない。バンドというものに対して。ライブというものに対して。
 アイデンティティだ人生の意義だと大げさ思う時期があったり、仕事だ義務だと思う時期があったり、数十年色々くぐり抜けて、今は最初に戻れたような気がする。経験値はそのままで気分だけ。
 ああ、ツアーが楽しみだ。って、まだ発表してないんだっけ。

 恭一MCの「(別のバンドではあるがメンバーの行来があり、合同で何かをやることも多く)我々はハロプロみたいなもん」っての、うまいこと言うなあと感心。先にうまいこと言われてちょっと悔しい。
 久々の「0点バップ」。よく出来た曲だなあと再認識。華恭の頃から「沈没船」の手応えの方がぶっちぎりで、ついつい影に隠れがちだけど、あらためてこれもいいね。不死鳥でもやろうかな。

 

 

2009/2/8

 

■愚

 中川昭一が酒にだらしがないことは10年以上前から雑誌では報じられていた。とうとうやりやがったという感だが、よりによってこのタイミング。政治家としての資質を問われるというより、そもそも政治家としての才能がない。音痴に歌手をやらせてるようなもんだね。
 麻生とは本当に仲がいいらしい。世襲議員の絆など端からはバカボン同士がじゃれあってるだけにしか見えないが、本人達は「俺たちエスタブリッシュメントの悩みは賤民にはわからないよね」的絆なんだと。
 その麻生もまたとことん才能がない。数カ月やれば程度の低さもばれるだろうと思ってたが、予想を上回る有様にむしろ驚愕している。政治家ってここまで馬鹿でもできちゃうんだと。総理になるまで数十年も馬鹿を隠せてたんだよ。
 それでも彼らは次回選挙で落選まではしないだろう。ひとつには民度の低さだが、もっと大きい理由は世襲議員って相続税を払わないんだってね。親父の政治団体を引き継ぐという形をとれば払わなくていいんだって。これもつい最近雑誌から知った。
 思うのは大新聞の政治記者様達のことである。近くで見てれば知ってたろうに。「こんな音痴をステージに上げていいの?ジャイアンかよ」くらい思ったことあるはずだ。それでもことが起きるまで報じようとしないのは記者クラブという発展途上国なみの愚かな習慣と関係なくはないはず。あるいは彼らもまたエスタブリッシュメントの一員のつもりなのか。いまさら社説で吠えられてもねえ。冷めるわ。
 それとちょっと前の小泉が怒った件。やらせ臭い。気をつけろ。「ひからびたチーズ」の茶番劇を忘れるな。そういえばあれも政治記者様達は嬉々として解説してたな。

 

 

2009/2/17

 

■続愚

 なんとね。中川酩酊会見前の飲食会に女性新聞記者も同席してたって。
 玉木という中川の大学同期の官僚がいて、このおっさんの仕事は若い女性記者との飲食会をセッティングすることだと。男子一生の仕事が合コンのセッティングって。情けなくて死にたくならんのかな。
 社名は伏せてあったけど、日本一の部数で自民べったりといえば読売だろう。大体この新聞を購読しようと思う理由がわからん。だってナベツネが出してるんだよ。あるいはナベツネにさからえないやつらが出してるんだよ。良い悪い以前に生理的に嫌じゃないか。
 しかしこの女性記者はなぜ名乗り出なかったんだろう。「あたし、一緒にいました。ワイン2、3本ゴックンしてました」って言えばよかったのに。
 政治記者は記者クラブやぶらさがりの批判をされると「ふところに入り込んでこそ得られる情報もある」と屁理屈をこねやがる。そのほとんどが公式発表される情報を1日2日早く仕入れる程度のことじゃないか。いらんわ、そんな糞情報。
 能無しのバカボン世襲議員と、政治が家業の政治屋一族と、おこぼれ目当てのそのとりまきと、自分の年収しか興味のない官僚と、フィクサー気取りのチンピラ記者がこの国を沈没させようとしている。

 

 

2009/2/20

 

■不死鳥まで1週間

 不死鳥まであと1週間。リハ三昧。
 曲目や演出を決めたときには、当然頭の中にしかないもの、イメージでしかないものがバンドで血肉化される瞬間。そのダイナミズムにいまだ興奮する。
 もちろん最終型は本番だ。あらゆる不確定要素がイメージ以上のものに変えてくれる。本番は常に想像を超える。
 うん、まあ、ライブは楽しいよねって話。

 アルバム先行発売について。
 正式な発売日は4月3日。つまりこの先行発売のあとは1ヶ月買えないということです。今回は他レーベルからの発売なので一律のため、火星レコードの通販も4月3日からです。
 プレミアム・セットも発売します。これはライブ会場と火星レコードのみの取り扱いです。
 その内容。まずはDVD。去年の青森での『不死鳥、北へ』を50分サイズにまとめました。本シリーズに負けない、というより凝縮したぶん下手したら本シリーズより良いのではないかという出来映えです。
 ポストカードを2種。数年ぶりに3-10 chainとしてのアー写を撮ったので、思わずポストカードにしてしまいました。自分で言うと自惚れですが、かなりかっこいいです。グッと来ます。
 角形缶バッヂ。アルバムジャケットをバッジにしました。
 これらを3-10 chainロゴ入り特製トートバッグに詰めてお届け。どうぞよろしく。

 

 

2009/2/27

 

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