■DVDと本
合間をぬって本読んだり、DVD見たりもしてる。
DVDは『歌え!ジャニス・ジョップリンのように』というフランスの映画。ドラッグでボケて
しまったいとこから金をだまし取るため彼の崇拝するジャニスに扮するうちに平凡な主婦の人生
が輝き始め云々かんぬん。疲れてるんで説明が雑。格好から入る事の意外な効果については思う
ところもあるんだけど、そのうち原稿にでも書くかな。しかしこの邦題はひどい。これじゃ見る
のに勇気がいるね。
本はリチャード・ノース・パターソンの2作め『子供の眼』。案の定、これはマズイと思うく
らい面白くて色んな進行が送れたね。法定ものはハードボイルドと似てる。馬鹿なやつとか嫌
なやつとか出し、読み手に「こいつをヒ−ヒ−言わせてくれ」と思わせておいてぶちのめす。
それが暴力か言葉かの違い。そのツボを良く押さえてる。それとG・M・フォード『憤怒』。
薬物による死刑は苦痛がないというのは嘘だったんだな。苦痛の声が出せない状態にある
だけで。
2005/03/01
|