地球日記

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週刊 三十一歌詞火星レコードHOME 

【2005年9月】

■昨日のイベント

『ハロー・ミスター・モンキー』『スーダラ節』『ルック商店街』『パンチランチ』の4曲を歌った。楽しいひととき。
 思えばドミンゴスとは、かなりの時間をともに過ごした。山あり谷あり谷ありさらに谷あり。一休不在のイベントだったから余計にそんな事を思ったのかも知れない。
 始めて出逢った時から「よし、こいつらと長くつき合うぞ」と堅い決意をしたわけではもちろんない。なりゆきとかたまたまとか偶然とか、言葉は悪いけど、人とつき合うとは案外にそういうものの積み重ねで、人生にはそういうものこそ大切なのかもな。
 また一緒になんかやろう。

2005/09/01

 

■美女軍団

 北朝鮮の美女軍団。なかなか馬鹿にしたもんじゃないかも知れない。半島統一の地ならしという意味では効果があるのかも。もちろんベタ過ぎとか、ある種の無気味さとかも同時に感じるんだけど。
 アメリカがハリウッドを国策と位置づけてるのと大枠では同じだろう。そしてあれもまた有効に作用している。
 振り返って日本の場合。文化を外交戦略的に考えるという事をしない。いきあたりばったりにアニメを応援したり、コンサートを後援したり、点でやる事はあっても線の動きはないね。
 はなから自国の文化など眼中にないのか、そういう戦略は邪道であると思っているのか。おそらく前者だろうが。
 しかし実際、例えば今、中国との絆の八割は卓球の愛ちゃんが担ってるような気がする。そして一割が100円ショップで一割が食玩。いや、あくまでもイメージだけど。(笑)って付けたいくらいの。

2005/09/02

 

■シンセサイザーズ

 ケラ&シンセサイザーズのライブを観た。ウッチーがベースを弾くからというのが動機の過半ではあるけど、そうだケラの歌を今聞いてみようと思ったからでもある。
 有頂天が始めて博多に来た時に対バンして以来何かと縁があったのだが、ケラが演劇に力を注ぎ始めてからは遠くなってしまった。しかし自分史の中では相当の位置をしめるバンドであり、人達であることは確か。
 そもそもテクノとは無機的で人の情を拒絶する音楽だったはずなのに、今聞くとじんと来るのだね。始めて聞くのに懐かしいなんて似つかわしくない言葉が浮かんだ。暑い中必死の覚悟でビニールの衣装を着てるところに「男気」というこれまた似つかわしくないものを感じたのも合わせて、時間の成せる技を思った。もちろん否定的な意味ではない。もともと「若さ幻想」みたいなものは持ってないから。年を取るって面白い事だと本気で思ってる。
 ゲストが森若ちゃんで、久々に会った。女優からまた歌い手に戻るような事を言ってたので、そのうちゲストで出てもらおう。

2005/09/03

 

■九死に一生スペシャル

 恭一、橋本さん、俊太郎、まんじゅうと下北沢の地下1Fにある居酒屋で打ち合わせ。その時あの豪雨。その店は道路から直にらせん階段で出入り口につながる構造。つまり出入り口前は壷状になっている。そこに坂道を伝って来た大量の雨水が流れ込んで溜まりドアが開かなくなった。しかも信じられないスピードで水かさが増えていく。ドア・ノブの高さにまで溜まったところで、これは洒落にならないとお店の人の誘導で厨房からはしごで脱出。九死に一生スペシャル。
 これ以上くわしくは書かない。例によってMCで使うだろうからってのもあるけど、実はちゃんと伝え切る自信がない。しゃべりを持ってしてもリアルには伝わらないかも知れない。嘘みたいな本当の話しを伝えるのが一番難しい。嘘を本当のように喋る方がずっと楽。

2005/09/04

 

■気をつけろ

 近づきつつある大型台風。気象解説者による、気をつけるべき事の筆頭が「地下にいるな」だった。久々にテレビを見ながら大きくうなずいた。コースが福岡、山口となっている。みんな気をつけろ。水をなめるな。
 昨晩更新したつもりが成ってなかった。まさに上陸中のタイミング。みんな大丈夫か?水をなめるな。

2005/09/05

 

■鶴亀に向けて

 鶴亀2daysに向けてのリハがスタート。今回はたっぷり時間が取ってある。9月はリハで明け暮れる。
 アコースティック編から始める。これは予想以上に良いライブになりそうだ。まだ5曲しか手をつけてないけど。
 ちなみに今回は3-10 chainの曲のみをやる。あの曲やこの曲のアコースティック・バージョンを俺自信が聞きたいので。
 そしてもうひとつ。これはある意味ネタバレになるのかも知れないけど、あえて言っておく。2日間を同じ曲順でやる予定。同じ曲順でアコースティック、エレキとやり分ける。違いが際立つと思うし、初日のライブが手慣れた2日めのライブに面白い影響を与えると思う。かつてやった事のない試みなので、新鮮なライブ体験が出来るんじゃないかと期待してる。

2005/09/06

 

■ツボ

 昨日今日と8時間のリハ。猛練習ってわけじゃなく、リアレンジをみんなで楽しんでやってる。特に今日はささいな事がツボに入って腹がよじれるほど笑った。藤原プロがピアノの裏打ちをやってるところにベースが入ってくるアレンジなんだけど、ウッチーがどう入るのか忘れちゃったらしくずっとにらめっこ。こっちが「この二人いつまで見つめあってるんだろう」と思ったとたんに当のウッチーがプッと吹き出したのね。そのタイミングがやたらとおかしかったんだけど、いざ書いてみたらあんまり面白くないや。脳内麻薬が出てたんだろうなぁ。先日の水害話しより伝わらないな。

2005/09/08

 

■どうなることやら

 昨晩0時から夜明けまでは恭一バンドとのリハ。こちらのツアーも楽しみでしょうがない。
 人生いろいろ、会社もいろいろであるならば郵政民営化もいろいろ。小泉の唱えるそれだけが絶対の正解ではない。むしろ党内での調整の結果、穴だらけだ。ましてそもそも郵政民営化が万能なわけではないから、それ一点で他のすべてを白紙委任して良いはずがない。民営化の是非が争点などと言い張ろうが、本来なら相手にする必要さえない事だった。
 しかしどうやら小泉のメディア戦略がうまくいってしまったようだ。結局、馬鹿マスコミは最後まで「注目の選挙区はいま」で終わってしまった。そんなもん、一部であるし、どうでもいいのに。
 よく雑誌に載ってる広告でインチキ丸出しのやつがあるね。これで異性にモテモテのネックレスとか、好きなだけ食べても痩せる薬とか。こんなのひっかかるやついないだろうと思うのだが、決して安くはない広告料を払い続けられるのだから実は相当数いるのだ。あきらかなインチキでもメディアというものは根拠ない説得力を与え判断力を奪ってしまう。この選挙はあれに似ていると思った。
 小泉自民党は300議席にせまる勢いだという。どうなることやら。

2005/09/10

 

■選択

 悪夢のような結果になった。デフレだ不況だニートだ就職難だと言いつつ、大方の人にとってははまだまだ危機感を感じる程ではないという事か。
 泥舟に乗るというのが選択なら従うしかない。いったいどこまで沈むのか。逆に面白くなってきた。足首まで水に浸かっても気がつかないなら、いっそ首まで浸かるしかないわな。

2005/09/11

 

■その結果

 不平等な大増税、官僚政治の強大化、まやかしの歳出カット、正社員と非正社員の格差拡大、福祉医療の切り捨て、デフレからインフレへの移行。4年間で170兆円も借金を増やした総理を選択した以上はすべてを粛々と受け入れるしかない。しかし思うのは、もしも仮に自衛隊員に殉職者が出た時に小泉自民党に票を入れた人々は少しは気がとがめてくれるだろうかという事である。今サマワでとは限らない。憲法改正後になるかも知れないが、その遠因はここにあるのだ。
 かつて自衛隊の国軍化が論じられる時にネックとなるのが徴兵の問題であったが、これからは心配ない。この国も貧困層が増えていくから。貧困層に生まれた者がそこを脱するにはまずはスポーツか、芸能。しかし誰もが才能と運に恵まれるわけではない。残された選択は軍隊しかなくなる。アメリカを見れば良い。有色人種だけでなく白人もほとんどがトレーラーハウスの出身だ。
 小泉の大勝利だが実利を得たのは森派である。今にすれば「ひからびたチーズ」もやらせだったんじゃないか。まんまとのせられた。それはともかくとして、ここはもともと文教族が多い。自分を棚に上げてやたらと「公共」を振り回す連中だ。教育勅語復活などと血迷った事を口走る輩もいる。大量議席を背景にどこへ向かおうとしてるか見えるような気がする。もはや戦争に行かない年令(少なくともまっ先には)になった者として、そこだけは悔やむのだ。
 様々な分析が行われているが難しい事ではない。ワンフレーズに安々とひっかかるというのは、メディア特にテレビからの情報を無批判に受け入れる人が増えたという事だろう。90年代からの、ヒット曲に大勢が集中する傾向の延長にあると思う。今回、若い人ほど自民党に入れたという現象がそれを表している。素直なのか、自信がないのかは知らないが。流行りものはまず疑えを信条に育ったものとしては首をかしげるばかりである。

2005/09/12

 

■二度と誉めるな

 今さらながら小泉自民党が議席を取り過ぎた事を恐れるマスコミが笑える。しでかしたのはお前らじゃん。事の良し悪しよりも視聴率を優先させた結果だろうよ。
 今回の自民党のマスコミ戦略は元NTT広報の世耕という参議院議院が仕切っていたらしい。もちろんその上には飯島秘書官がいたんだろうけどね。なんにしろその程度の者の手の平に乗って恥ずかしいと思わないかね。プロとして。
 独裁政権と騒ぐが中国共産党や北朝鮮の金正日と同様な意味でのそれはないと思う。政治の仕組みが違うから。ブレーキをかける方法はあるはず。
 しかし強大な権力を与えてしまった事は確かだ。自民党内はもちろん公明党も野党もあてにならない状況ではメディアがやるしかないんだが、どうなんだろう。ひとつも誉めるな、代替意見なんか言わなくて良いからひたすら反対しろってくらいの姿勢でないと太刀打ち出来ないと思うが。全力で足を引っぱって、やっと対等。それくらいの権力だよ、あれは。
 でも無理なんだろうな。自民党の圧力に加えて、小泉にそっぽ向かれたら商売に差し障るという自主規制で。今後はちょっとでも小泉を誉めたら、そのメディアなり評論家なりは屈したのだと判断しよう。これ以上だまされないために。

2005/09/13

 

■秋のウタノコリ×2

『華恭のなかよしスタンプラリー』後のライブを2本発表。その話しの前に残念なお知らせを。DVD『ウタノコリ・スペシャル〜円』の完成が鶴亀2daysに間に合わない。ちょっとしたトラブルがあったので。申し訳ない。
 そうすると東京で会場売りする機会がなくなると思って急きょ決めたのが10/30『ウタノコリ〜月がポッカリ出ましたら』だから災いこうじて福となったと受けとめてもらえれば有り難い。
 急な事でいつもの440、251が空いてなかったので月観ル君想フという初めての会場。なかなか雰囲気の良いハコだよ。アコースティックは会場の空気によってガラリと変わるので、今回はどのようなライブになるのか楽しみ。ただ場所がわかりにくいので注意。俺は20分近く迷ったよ。
 11/26『ウタノコリ〜博多晩秋』はね、ぶっちゃけた話し当日が澄ちゃんの誕生日なんだよ。いわゆるバースデイ割引きというやつで安く飛行機に乗れるんで「そうだ、博多へ行こう」と。
 こちらも百年蔵という名前からして雰囲気出し過ぎな初めての会場。ネットで調べたらまさに名前の通りだった。京都の磔々みたいな感じなのかな。だったらアコースティックでやるには最適かも。会場を決めた時点で良いライブの予感バリバリ。
 それと8/26下北沢251で行われた『華恭〜オープニング・センセーション』が16日からShow timeで配信開始。有料だけどなかよしぶりが美しいのでぜひ観てちょうだい。

2005/09/15

 

■明日だ

 最終リハ。いやー、大変だったなぁ。なじみの曲でもアレンジが違えば別の曲なんだな。しかもリハをやる度に次々とアイデアが浮かぶもんで覚える事がたくさん。その甲斐あってかなり面白いライブになりそうだ。面白すぎてどうしようってくらい。かつてマスプロ・アンテナの鬼娘は見え過ぎちゃって困っていたが俺は面白すぎちゃって困ってるわけだ。古くてわかんないか。
 あらためて3-10 Chainって良い曲が多いと思った。アコースティックでやるとそれが際立つ。臆面のない自画自賛だが。

2005/09/16

 

■鶴亀2days

 ライブに対して「生」という言葉を使うのは良くしたものだ。もくろみがあってやるわけだが、もくろみ以上のものが必ず生まれる。時にはもくろみをはずしたところ、あるいは明らかに失敗したところに生まれる事すらある。この2日間はとりわけたくさんのものが生まれた。良い企画だった。「ほら見ろ、俺が面白いと思った事は間違いなく面白いだろ」と言い放ちつつ、内心は「こんなに面白くなるものなのか」と今も興奮している。久々に「終わったライブ」を反すうしている。

2005/09/19

 

■ライブ作品

 昨日から気持ちを切り替えて作詞。実は『華恭のスタンプ・ラリー』で新曲を発表しようという事になった。順当にいけば2曲。バラードとアップ・テンポ。どちらも恭一作曲俺作詞。リハまでに間に合わせなければならない。ヒマなし。
 ところで。ライブ中にも話したけど『鶴亀2days』をライブ・アルバムにするかも知れない。
 もともとライブ・アルバムが好きで高校生の頃のレコード・コレクションの1/4(1/3は大袈裟だった)はライブ・アルバムだった。実際あの頃はライブ・アルバムが良く出た。なのに自分ではまだ一枚も出した事がない。
 ただ、いやだからこそか、腰を据えて取り組みたい。出すにしても年内という事はないと思う。仮に出すにしても録って出しにはしたくないので。新鮮さを優先させればそれも良いんだろうけどね。作品として出したいから。
 つーか、その前に『円』のDVDが出るんだけど。来週末にはなんとか。

2005/09/21

 

■ふたり

 昨日は恭一&現ちゃんのジョイント・ライブを観に出かけた。作詞がリハまでに間に合いそうにないのでスルーするつもりだったんだけど、あまりにも煮詰まったのでいっそ行ってしまえと。そんなわけで気構えもなしに観てたら、すっかりやられてしまった。
 思えばずいぶん久々に現ちゃんのライブを観る。独自の世界はより深化していた。もはや恐いものなしの境地に思える。恭一の気合いも美しかった。何を胸にそのステージに立っているのか、薄々想像がつくだけに。そしてセッション。油断した。終了時、ふたりがゲンコツをぶつけ合ったところでグっときてしまった。
 帰ってから作詞の続き。今日にかけて2曲とも出来。

2005/09/23

 

■アコースティック

 名阪ツアーのリハ。いつものウタノコリに恭一が入った状態なんだけど、プラス1ではなく、まったく別のユニットになる。それはもちろん恭一の存在感でもあるが、そもそもアコースティック・ユニットというものの特性のような気がする。エレキの場合、音の力が強いので一度出来上がってしまうと良くも悪くも崩しにくいものだ。アコースティックはその逆。音の力が弱いぶん自由自在だ。それは変化させているのでもあり、勝手に変化するのでもある。会場の空気にライブが左右されやすいのもその一環。誰とどこでどんな客の前でやるのかによって、様々に変化するのだ。面白い。
 久々のツアーを控えて、色々忙しくなってきた。

2005/09/24

 

■PLAY-YAN

 このツアーから新アイテムを導入する。といってもステージ上の事ではない。お客さんにはなんの関わりもない。移動中の事である。任天堂が通販のみで売っているPLAY-YANというしろものだ。これとゲームボーイがあればSDカードに記録した動画が観れる。偶然発見した。こんな素敵なものがあったとは知らなかった。長時間の機材車移動中にクロサワ映画を再鑑賞する予定。
 しかし問題はSDカードがべらぼうに高価な事だ。これはまいった。512MB〜1GBないと実際には使えないのだが、そのあたりは本体以上の値段だ。かつてのビデオテープみたいなものか。みんなが使えば安くなるんだろうけど、バンドマン以外にPLAY-YANが必要な職種を思いつかない。あ、別にPLAY-YANでなくても良いのか。しかし他に何に必要なんだ?デジカメにはそんなに容量はいらないだろうし。

2005/09/25

 

■謎の携帯電話

 今日も長時間リハ。今月はリハばっかりやってる気がする。
 練習の合間に藤原プロのカバンから「もしもし!もしもし!」との声。携帯電話だった。へえ、そういう着信音なんだと思ったら違う。かけてきた人が必死に叫んでるのだった。かかってきた電話を勝手に受けた事になってたんだね。なぜだろう?そんな機能はないはずだし、あっても彼に使いこなせるわけがないし。振動でスイッチが押されたんだろうか。たまたまのタイミングで。考えてもわからないので「マヒトの呪い」という事で片づけた。
 それはともかくとして、受話音量デカ過ぎ。じいさんか。

2005/09/27

 

■DVDが出来ました

DVD『ウタノコリ・スペシャル〜円』の通販受付を始めました。明日朝イチのメール・マガジン『華便り』であらためてお知らせする予定ですが、とり急ぎここで。
 ツアーを目前にして忙しい。いや、実際は大して忙しくない。落ち着かないだけ。出かける前からすでに忘れ物をしているような気がしてしょうがない。めんどくさい性分。
 これはボーカリストという特殊な立場でツアーという特殊な旅を繰り返したせいだと思う。寒かったらどうしよう、風邪を引いたらどうしよう、眠れなかったらどうしよう、その結果声がでなかったらどうしよう。各地で同じテンションのライブをするために、ボーカリストは心配がつきない。
 楽器演奏者はたとえ体調が悪くても弾けば音は出る。後は気合いでなんとかなるが、ボーカルは声が出ないといくら気合いを入れてもどうしようもない。同じバンドマンでもツアーに対するプレッシャーがずいぶん違うはずだ。
 でもまあ、そのぶん、良いライブをやった時に得る快感の大きさもずいぶん違うんだけどね。

2005/09/28

 

■色んなライブ

 昨日は通販フォームに不具合があったようで。御迷惑をかけました。以後は大丈夫だと思います。
 あらためて観て「俺はこのDVDが好きだ」と思った。聞かせるDVDだね。そもそも聞かせるライブとして企てたものだから、当たり前っちゃ当たり前なんだけど。
 アコースティック・ライブは何をやりたい事の中心に置くかで大きく変わる。いつものウタノコリが「ラフで楽しい」のに対して、このライブは「かしこまって」いる。作品度の高いライブをやってみたいという意図だったからだが、その意図がDVDになるとより伝わる気がする。それをどう受け止めるかはもちろん人それぞれだけど、少なくとも伝わるのではないかな。色んなライブを表現出来るのが俺の持ち味だからね。
 本日は名阪に向けての最終リハ。大丈夫だ。意図した通りだ。このライブもまたこのライブでしか出来ない事が出来る。
 しかし恭一は気もそぞろだったろう。「阪神が優勝するけん、リハを休みたい」と言わないだけ大人になったな、とは思う。さすがにリハ時間延長は断られたけど。優勝シーン、間に合ったのかな?

2005/09/29

 

■つまずき

 サーバーダウンのため『火星レコード』にアクセスできないようだね。どうもこのDVDに関してはつまずきにつきまとわれる。へこんだり落ち込んだりするほどではない、小さな事ばかりだけど。ライブの企画段階から制作過程、販売にいたるまでずっとだ。オチが「思ったほど売れなかったね」にならないよう、ひとつよろしく。明日中には復旧の予定だそうです。
 
 さて、名古屋に大阪だ。楽しい二日間になるように。

2005/09/30

 

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