地球日記

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週刊 三十一歌詞火星レコードHOME 

【2007年8月】

■明日はライブ

 夏休みに次ぐ夏休み。大型夏休みを終えるとそこは猛暑。今こそ夏休みを取れ、俺、と思いつつ、あれをしてこれをしてリハをしてたら、もう明日がライブの日じゃないか。2ヶ月ぶりか。ちょっとどきどき。ライブのやり方覚えてるだろうか? 夏休みよ、俺の首をかっ切ってみろってくらいの勢いで夏休んだからなぁ。
 トモとも久しぶり。打ち合わせのためとはいえ、メールのやりとりをしてる時点でなんか不思議。メールのやりとりとはな。思えば遠くに来たもんだよ。

 

 

2007/8/17

 

■歌合わせ

 うん、楽しかった。正直これほど楽しいとは思ってなかった。やってきみなきゃわからない事って多々あるね。
 バンドで対バンする時とはまた違った空気の混ざり方をする。どっちが良い悪いではなくて、アコースティックでの心のつながり方ってのがあるんだろう。お客さんも含めて。
 トモフが予想をはるかに超えて面白かった。音楽もステージングも。もともと彼の「馬鹿のふりして揺るぎのない本質を歌う」という姿勢が好きだったのだが、ますます磨きがかかってた。色んな意味で「うまく」なってる。まさに男子三日会わざればなんとやらだね。第1回目のゲストとしては、これしかないという大正解。おかげでこのイベントのはずみもついたし、方向性も見えた。このシリーズも活動の重要な柱になっていく気がする。
 意義のある、意味のある一日だった。来月も楽しみ。

 

 

2007/8/19

 

■うんざり

 近頃本屋でうんざりすること。『〜の品格』といった類いの本が平積みになってること。
 私には品格を語る資格があると思い上がってる時点で品性下劣だよな。平積みになってるということは売れてるんだろうが、そんなもんに何を求めて買うんだろうか。
 もう一種。江原なんたらを筆頭とするスピリチュアル本。これもまたテレビに出て必死で売名に励んでる時点で霊的でも癒しでもない。というか、各テレビ局はオウム事件の反省から、今後この手の霊的なものをあおるのは自粛するって言ってたはずなんだけどね。ほとぼりさめたか。あの時も誰かが責任取ったわけじゃないしね。
 細木の占い本もがんがんテレビCMやってるし。もー、買うなよ、そんな駄本。

 

 

 

2007/8/23

 

■昔話

 ショウオフの取材。いつものウチーに加えて杉本恭一。ただひたすらに馬鹿話。あまりにも楽しかったので2次会へ。朝まで。取材中も2次会も境目なし。まったく同じテンション。どうしても昔話が多くなってしまう。この話するの何度目だっけ?というのもある。しかしそれも悪くない。笑える話をたくさん共有しているというのは幸福な事だ。
 しかし今日ふと気がついた。我々は肝心なこと、どんなライブをしたかとか、どの曲を演奏したかとか、あるイベントで共演してるか否かとか、何も覚えていない。どうでもいいこと、会場入りする車の中から婆さんが立ちションベンしてたのを見たとか、そんなのばかり鮮明に覚えている。そっちに関しては今でも目をつぶれば鮮やかに映像が浮かぶほどだ。その記憶があまりにも鮮明であるため、うっかり何でも覚えてる気になるが、いつのまにかたくさんの事を忘れている。だって20年前だし。
 忘れるようなことは忘れてもいいことだと思ってきたが、もしかしたら違うかも。

 

 

2007/8/28

 

■陸上

 ひどい有様だな。世界陸上。
 だいたいはしゃぎ過ぎだ、TBS。「絶対メダルはとれる。あとは色だけ」と言わんばかりの前あおり。しかし実際は自己最高記録が出せればいい勝負が出来るといったところ。そもそもね、今まで1回しか出した事ないから自己最高記録なわけでね。そんなの最低期待値に設定したら無意味に追いつめるだけじゃん。
 陸上界のシャラポワとしてブームになれが見え見えのイシンバウアいち押しのあざとさ。筋肉聖母だの満たされない王子だの有力選手に勝手につけたセンスのないキャッチコピー。誰が望んでるのかわからない織田裕二の連続起用。 もーうんざりだよの彼の歌。TBSの「独占」にいいところひとつもなし。
 たぶん最終日には「結果は出なかったけど日本選手達もがんばってくれました」みたいなこと言って閉めるんだよ。「感動をありがとう」くらい言うかもな。しねーよ。

 

 

 

2007/8/30

 

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