地球日記

地球日記| 地球日記:バック・ナンバー

週刊 三十一歌詞火星レコードHOME 

【2007年10月】

■近況

 この急激な気温の下がり方は卑怯だな。今にも風邪をひきそうで、それはもはや闘っているに近い。葛根湯飲みまくり。今週末は連チャンだからね。
 青森での長時間放送とイベント、不死鳥を除けば今年初の3-10 chain。久々にバンドリハをやってるんだけど、いやー良いバンドだ。あらためて。ちょっとだけ3-10 chainの「感じ」を変えてみたんだけど、それも良い。お楽しみに。
 ちなみに10/28の『ロック馬鹿』も3-10 chain with 藤原プロで出るんでよろしく。

 iPodの160GBを買ったので大変。たくさん入るんだもん。
 その作業中にELOを聴いて凄く良いなあ、と。家には『Afterglow』という3枚組ベストしか置いてなかったんだけど、全アルバムをあらためて聴く。Idle Raceというジェフ・リンがThe Move、ELOの前にやってたバンドもCD化されてるのでそれまで聴く。
 もともとまあまあ好きって程度だったんだけど今は凄く好き。無防備にPopであることに抵抗がなくなったんだろう。
 かつては若干の抵抗があった。それは理由のない抵抗ではある。しかし理由のない抵抗が必要な時期も確かにあるとも思う。
 いつのまにかそこを通り抜けたんだな。

 

 

2007/10/3

 

■怒濤の始まり

 で、結局闘いに敗れてしまった。どう自分をごまかそうとしてもこれは無理。風邪をひいてしまった。はたしてこの連チャンを乗り切れるのか。ドキュメンタリー。

 昨日3-10chainの最終リハをやって、今日は青森。イベントの通しリハ。おそらく深夜まで。がんばれ、俺。

 

 

2007/10/5

 

■ワラッターX直前

 5時間25分の生放送も長いとは思わないが、体力は消耗する。まだペース配分もつかめてないし。でもやっぱり面白いな。色んなリアルタイムがあって。事故みたいなやりとりが面白い。

 そして今日はイベント『ワラッターX』。なんと14時開始。午前中からリハ。こんな時間から歌ってる俺ってだけで充分見どころ。

 

 

 

2007/10/7

 

■ワラッターX

 『ワラッターX』は企画者の予想を超える良いイベントになった。あくまでもロック・ショウとして考え始めたイベントなので大方はもくろみ通りの場面なのだが、そこに企画者が思いもしなかった場面が絶妙のバランスで混在する。トチったり間違えたりも含めてだが、それが良い方に作用する。まさにライブ。
 もくろみを持ってそれを実現するために努力するという事がもともと好きなんだけど、ライブというものは大抵もくろみを上回る結果が出る。その不確実性が飽きない理由なんだろう。
 しかし疲れた。「今回は音楽のイベントにしよう」となった時から、頼まれてもないのに勝手に責任を感じてしまった。自覚以上に気持ちが張りつめてたようだ。

 

 

2007/10/8

 

■世界祭り

 いやもう本当にヘトヘトだった。会場にたどりつくのもやっと。20代の頃にはざらにあったスケジュールだが、今は厳しいな。
 実はしかし、疲れてるから良いライブが出来ないということはまずない。むしろ逆。その根拠は過去の経験による。問題は声が出るかどうかだけだが、リハをやって一安心。すでにこの時点で凄いライブになる予感。
 案の定、我ながら凄いライブになった。変な脳内麻薬が出まくり。過去の3-10 chainのライブと比べても出色の出来ではないか。とても一年ぶりとは思えない。いやあ、自分のバンドは楽だ。しみじみ思った。
 3-10 chainとしては初のお披露目の『涙なんか海になれ』『白旗カーニバル』『待ってるのに』が予想以上にはまって気持ち良かった。期待以上の働き。たぶんこっちでも定番になるね。
 声も体力もライブ終了時点で尽き果てていたが、あまりにライブが楽しかったので打ち上げにも参加。家に帰ってしばらく倒れる。

 1.100万$よりもっとの夜景
2.ファンタジック
3.看護ロック
-MC-
4.涙なんか海になれ
5.雨のパレード
6.天国ホテル
-MC-
7.白旗カーニバル
8.待ってるのに
9.Hello!
10.バースト&ワースト(含、機関車ロック)
11.生きる
-アンコール・セッション-
ロックンロール・スウィンドル
イエ・イエ

 

 

 

2007/10/9

 

■で、次は

 で、次は待望の『ロック馬鹿』。ソールド・アウトだって。みんながんばってるもんなあ。

 11月の博多と12月の代官山はメルマガ等でお知らせした内容で。前々から一度やってみたかった、というか知っておきたかった事なんで是非投票を。

 亀田兄弟は世界チャンピオンになる前に親離れすべきだな。
 とても18才とは思えないほど落ちついて「反則」を繰り出せるのは、社会より家族の方をはるか上位に置いているからこそ。大好きなお父ちゃんお兄ちゃんが正しいとする事は正しいという盲信ゆえだ。つまり家族を愛するという事と家族に依存するという事をゴッチャにしている。
 亀田父はいいかげんに子離れをすべきと言う方が正確か。自分が果たせなかった夢を過剰なほど子供に託す親というのは見苦しい。スポーツであれ芸能であれ政治であれ学歴であれ。あの一家の不快さはそこに集約する。子供らはね、むしろ哀れで批難する気になれない。
 あの親父、いじめ問題について「いじめられる方にも原因がある」なんて事を今時本気で言ってたもんなあ。まさにあの一家は「親の程度が低いとこうなる」というサンプルだね。教育やしつけについて語るなよ。せめて三男をちゃんと中学に通わせてからにしろよ。

 

 

 

2007/10/14

 

■投票

 投票、ありがとう。
 なるほど。意外とまでは言わないが「ヘー、そうなんだ」という結果は出てる。聞いてみるもんだね。
 しかし、〆切ぎりぎりまで悩む人の方が多いんだろうと予想され、こりゃ思ったより集計がめんどくさいぞ。完全アナログ式集計なので。
 一人1回。まだの方、引き続きよろしく。

 ところで先週末を乗り切れたのは間違いなく「のどぬ〜る ぬれマスク」のおかげ。今回初めてその存在を知ったんだけど、これは素晴らしい。喉の保護グッズとしては史上最強。ありがとう、開発した人。
 昼間用と就寝用とあるが、就寝用は無意識のうちにはずしてしまってるので意味なし。しかし昼間用だけで充分。もうツアーの必需品。頼むから製造をやめないで。箱買いするか。置き場所ねーよ。

 

 

 

2007/10/16

 

■レピッシュ

 オフコースの「ラララ〜 言葉にできな〜い」という歌を初めて聴いたとき「マジかよ。作詞家がそれを言っちゃおしまいだろ。しかもサビって…」と思った。
 しかしその禁じ手を使わなきゃしょうがない事も確かにあるのだね。例えば昨日がそうだった。
 レピッシュを観た。
 待ち続けたファンの人達の想い。支えたスタッフ達の想い。それらとは多少違う種類だろうが俺には俺の想いがある。決して小さくない想いがある。
 ではその想いとは何かと言葉にしようとするとたちまち詰まるのだ。どんな言葉を持って来てもはじから安っぽくなってしまう。だから言葉にするのはやめた。察して下さい。
 いいものを観せてくれてありがとう。

 

 

 

2007/10/22

 

■明日は当日

 何事であれ「当日」というものは思ったより早くやって来るもんだ。決まった時にはずいぶん先の話だと思った『ロック馬鹿』がいよいよ明日。久々の顔合わせ。本当に楽しみ。

 

 

 

2007/10/27

 

■ロック馬鹿

 短い持ち時間の中では最大限のものを出せたのではないか。小さい反省点はあるとしても。

 12時間以上会場にいて実働35分。長い一日。確かに疲れたけど、それ以上のものをもらった。
 共演者からこれだけの気力をもらえるイベントってそうはない。それもその場限りの気力ではなく、ずっとずっと先まで持ち越せるような気力。
 こいつらと同世代で本当に良かった。なんてしみじみ思うにはまだ早過ぎるか。でも思っちゃったんだよなあ、帰り道。
 ある意味では恵まれた世代なのかも知れない。とにかく楽しかったし、今も楽しいし、たぶんこれからも楽しそうだし。
 良い一日だった。

 

 

 

2007/10/29

 

2007年9月のDiaryへこのページのトップへ2007年11月のDiaryへ