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【2008年5月】

■お知らせ

 告知をするのをすっかり忘れてましたが、本日「オーケンののほほん学校」にゲスト出演します。いつものロフト・プラスワン。でもたぶんソールド・アウト。すまん。

 もう25年以上のつきあいで、特にここ4、5年ほぼすべてのリリース作品のデザインをしてもらっているハラシマアツコ氏が絵画の個展を開きます。いわゆるデザインとは別に絵画をやっておられて、なんだかの賞を受賞されたそうです。凄い。

「The life is ad-lib! ハラシマアツコ個展」
2008年5月26日(土)〜31日(日)
セツ・モードセミナー1Fギャラリー
新宿区船町15 http://www.setsu-mode.com/

 

 

2008/5/4

 

■のほほん

 きのうの「のほほん〜」は楽しかった。オーケン、ロティカのあっちゃん、怒髪天の増子くんの4人で喋り倒した。オーケンいわく「のほほん〜史上一番面白かった」と。まんざらでもない。しかし増子くんは面白度200%Upだなあ。どこで修練積んだんだろう。
 そりゃ喋りなんてね、脇芸だけどね。そういうことじゃないんだな。ボーカリストは常に全身全霊がまないたの上だから。
 グルーブしてヒート・アップすれば音楽と同じように気持ちいい。
 バランスがいいと思った。この組み合わせでライブやってみたい。いわゆる対バン・イベントじゃなくて、共同のバンドで入れ替わり立ち替わりからんだりからまなかったりみたいなやつ。
 まあ、言うだけで実現しないのもボーカリストの特性なんだけど。

 

 

2008/5/5

 

■The Only Ones

 澄ちゃんに誘われてThe Only Onesのライブを観てきた。全然知らなかったけど再結成してたらしい。人生においてまさかThe Only Onesのライブを観る日があるとは夢にも思わなかったな。だってThe Only Onesですよ。
 そもそもがへなちょこが売りみたいなバンドだったから、どうなってることやらと不安半分で行ったが、どうしてどうして。素晴らしいライブだった。もちろん当時を知らないで言うのだが、昔より良いのかも。それほどだった。
 かつてはボーカルのワンマン・バンドで、しかも歌い方の個性が強過ぎるあまり全曲同じに聞こえてしまうという弱点があったんだけど、このライブでは払拭。演奏陣がかつてに比べて手練れたんだね。もともとの楽曲の良さが際立った。
『Another Girl,Another Planet』』では不覚にも涙。微笑みながら涙。我が青春のキラー・チューンよ。

 

 

2008/5/12

 

■ツアー

 『不死鳥〜第二幕』DVD化でばたばたしてるうちにツアーに突入。今日は広島前乗り。羽田空港で藤原プロが厳しくチェックされ、ついには飛行機の発を遅らせる。バッグを5、6回通されてた。その度にハサミやらスプレーやら持ち込んではいけないものがぼろぼろ出て来る。飛行機にはよく乗るけど、あんなにチェックされてる人、初めて見たよ。

 

 

2008/5/21

 

■広島シェルター69

 雰囲気といい、ハコ鳴りといい、申し分なし。しかもこの日に照準を合わせて生ピアノを入れてくれた。そこまでされちゃしょうがない。全開。
 思えば広島とも長い付き合いだ。高校3年時、初めてアンジーとしてコンテストに出て以来だもんな。20年どころか30年。
 今もなんとか歌いに出かけられること、今も誰かが待っていてくれること、その価値と意味をかみしめながらやった。今日は広島でのウタノコリの中でも出色の出来だったと思う。
 うん、しばらくこのハコでやろう。きっとどんどん良くなる。

 

 

2008/5/22

 

■移動

 ホテルの枕が合わず、首を悪くし、頭痛。
 しかし俵山温泉に入るとすっきり治る。すごいぜ温泉。

 

 

2008/5/23

 

■山口ダダ

 ライブというより、年に一度の恒例行事のように感じる。
 事務所を楽屋にしており、一度外に出てからステージに上がる。そでの扉を開けると即ステージなのだ。その瞬間がたまらなく好きだ。案外と防音がしっかりしてるため、外にいる間は中の空気がわからない。扉をくぐったとたんにライブの中。それがなんだか夢のような不思議な感覚。他ではあまり味わえない。  今日は雨だったため、別世界感が格別。
 ここでやるライブも育ったなあと感慨。頭から特別な空気に包まれる。ガラス窓越しに偶然見た人は「なんと幸せそうなことだろう」と思ったかも知れない。実際幸せだった。
 いつも言うことだけど、ここでしか出来ないライブがある。機会があったら観て欲しいな。遠いですか、やっぱり。

 

 

2008/5/24

 

■天神ROOMS

 20周年ということで力が入りすぎていたのか、珍しくノドを潰した。70%のコンデションまでもどれば、最後まで客に気付かせないのだが、どうしても60%を越えない。不安半分でステージへ出たが…。
 ライブというものは本当に何が幸いするかわからない。本編最後あたりで「すまん、声が出ない。後はまかせた」と客に投げたことで、感動的な大合唱。こんな展開になるとはね。
 結果として、これほど20周年にふさわしいライブはない。
 ノドが本調子じゃないこと以外にも、はっきり言って減点の多いライブだったと思う。しかし良いライブだった。好きなライブだ。忘れない、忘れられないライブだ。
 思いもよらないプレゼントをもらった気分。ありがとう。

 

 

2008/5/28

 

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